男山「酒造り資料館売店」
まずは、男山からギフトをチョイス。
いつもなら観光客で大賑わいの酒造り資料館ですが、今はちょっと静か。いや、かえってゆっくり品定めができるというもの。さっそく訪ねてみました。
※以下、館内の撮影はスタッフ様よりご了承をいただいています
ずらり並ぶ商品の数々。この棚の反対側には要冷蔵の酒が各種揃っています。
試飲カウンターもあり、ハンドルキーパー以外の方は同社おすすめの酒を試してみることができます。
こちらの棚には、お銚子やお猪口などの酒器が並びます。
また手ぬぐいや男山のロゴが染められた帆布の前掛けなど、興味を惹くグッズも盛りだくさん。
個性的な商品もぞくぞく。
同社の看板商品「生もと(きもと)純米」のカップ酒や1合瓶。
絵本作家・あべ弘士氏によるクマゲラをプリントしたアルミ缶(中身は純米生貯蔵)や、最北の動物園がある町「旭川」にちなんだ動物のかわいいイラストによるアルミ缶(中身はすっきりとした辛口酒)もあります。
さらには、それらの飲み比べセットまであって、これは楽しい!
今年、新発売のスパークリング日本酒もありました。
シュワシュワで呑みやすい、女性にも喜ばれそうなお酒ですね。
とまあ、とにかく色々あるので、相手の顔を思い浮かべると、きっとお似合いなものが見つかりそう。
それでも迷うというなら、あるいは相手がイケるクチなら、以下のセットはいかが。
数あるブランドを味わいのタイプ別にセットにしたものです。
左から、同社自慢のキレのある辛口純米酒をパッケージにした「辛口純米酒3本セット」と同2本セット。
そして、旭川の歓楽街「さんろく」でもよく売れている酒をパッケージした「旭川居酒屋3本セット」と同2本セット。
いずれも箱代は別。自宅用なら商品だけ購入すればその分はかかりません。
ということで、筆者が購入したのは・・・
辛口純米酒3本セット。
(左から)前掲でも紹介した生もと(きもと)純米酒は、生もと(きもと)造りという昔ながらの造り方で独特のコクが魅力。
昔から男山の大辛口といえばコレ、国芳の名取酒。
そして華やかな酸味で食事にもよく合う御免酒。
それぞれに個性を発揮する逸品ぞろい。いずれも300ml詰めとプライスもお手頃。
酒好きなら飲み切りサイズなので呑み比べも楽しめそう。
ショップデータ
男山 酒造り資料館
住所/旭川市永山2条7丁目
電話/0166-47-7080
開館時間/9:00~17:00
休館日/年末年始
※地方発送をお考えなら、店内で宅配の手配ができるので先様の住所等を控えておくとよいでしょう
高砂酒造 明治酒蔵
続いては高砂酒造でギフトを吟味。
同社は11月に直売所の商品レイアウトをリニューアル。店内はすっきりとして、商品がより見やすく分かりすく。
※以下、館内の撮影はスタッフ様よりご了承をいただいています
ずらり並ぶ商品の数々。この直売所には一般に市販されていない蔵元限定品などもけっこうあり、ファンなら一度は訪れたいところ。
画像、見切れていますが要冷蔵品は左壁面の対面にある冷蔵庫に陳列されています。
こちらも試飲ができます。
店内は酒の他にも酒器などのグッズ類も。
また、同社の酒粕を使ったお菓子や食品類もたくさんあって、目移りするばかり。
うーん、これは楽しいぞ。どれも喜んでもらえそうで、思わず時間を忘れてしまいそうです。
おっ!同社のフラッグシップ的銘酒「旭神威」だ。存在感ありますねえ。
これにグラスをセットにした商品もあるんですね。これは豪華、もらった人は感謝感激まちがいなし。
男山にもあった旭山動物園商品。もちろん高砂だって。
さすが地元企業、このあたりはちゃんと抑えてますね。デザインも結構イケてます。
ギフトのコンセプトゾーンがありました。
さすが高砂酒造。やはり国士無双で攻めてきますね。
国士無双といえば今や北海道を代表するほどのブランド。北の便りには申し分なしです。
男山酒造り資料館と同じように、こちらにも酒をコンセプト別にそろえた詰め合わせがありました。
で、買ってみたのは男山と優劣が付かないよう(気の使いすぎ?)、こちらでも3本セットを。
選んだのは「どうさんまいしゅず」セット。
何のこっちゃ?
英文表記するとDousanmaisyus。訳せば道産米酒s。末尾の“ず”は複数形のことなんですね。
おちゃめ。
大きく「高砂」とか「国士無双」の文字はありませんが、どれも高砂のお酒。
道産米を使って造られた酒ということで、北海道からの贈り物としてピンと来るかな、と思いまして。
いずれも口当たり軽く気軽に飲めそうな、飲み手を選ばないお酒です。
ついでに甘酒も。
甘酒は健康志向が高まる近頃の、注目のドリンク。しかも酒蔵のものは品質と味が良いと評判。
あ、これは取材で疲れた自分へのご褒美(笑)
ショップデータ
高砂酒造 明治酒蔵(直売店)
住所/旭川市宮下通17丁目
電話/0166-22-7480
開館時間/9:00~17:30
休館日/年末年始
※地方発送をお考えなら、店内で宅配の手配ができるので先様の住所等を控えておくとよいでしょう
まとめ
いかがでしたか。
各社ともバラエティあふれる品揃えですね。直営の売店は通常市販されていない商品もたくさんあり、どれも魅力的で目移りするばかり。
ギフトだけでなく、もちろん自分へのお歳暮にもぞうぞ。
なお、地酒という観点では市内にもう1社「大雪乃蔵」がありますが、前掲のような直売施設がありません。が、市内酒類販売店や通販サイトで購入できます。チェックしてみてください。
美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。
・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター