第1弾はこちら
アリーナ食堂
ところは旭川大雪アリーナ。現在、正しくは道北アークス大雪アリーナっすね。
その中にある食堂は近年、ラーメン好きの間では一目も二目も置かれる店となった。うん、実際うまい。
と言っておいて、豚丼を語る筆者である・・・(笑)。
豚丼(550円)
※味噌汁は別売(100円)
食堂という割には、食堂によくある「定食」メニューは見当たらない。
が、その分、丼ものは充実していて、牛丼・中華丼・豚丼がメニューにラインナップ。
ちなみに、アリーナ利用者(スポーツやイベント)でなくとも、一般人として、ふらっと入って食べることができるのがアリーナ食堂のいいところ。
がっしり食感の肩ロース。アリーナで体を燃焼させたらこれを食え!と言わんばかりの食べ応えだ。
といっても「固い」という意味では決してないので、行間読んでね。
ご飯も進むタレは、味濃く、コクが深い。
よくある、継ぎ足し継ぎ足しウン十年、みたいなタレだろうか。
また、豚丼にはお約束的に添えられる紅生姜との相性もよい。
もちろん肉体系じゃないヒトも美味しくいただける、さすが食堂の味、である。
お店情報
店名:アリーナ食堂
住所:旭川市神楽4条7 道北アークス大雪アリーナ
電話番号:0166-61-9952
営業時間:平日11:00~14:30 / 土日祝11:00~16:00
定休日:不定休(大雪アリーナに同じ)
駐車場:あり
おふくろ
ことあるごとに「おふくろ食堂」と表示される同店であるが、どこにも「食堂」と書いてないので、筆者は「おふくろ」と標記する。
おふくろ食堂の豚丼、と言うより、おふくろの豚丼と言った方がアットホームだし。
で、おふくろの豚丼はちょっと素敵なんだ。
豚丼(580円)
いやはや何とも、こういうの好きだな~。めっちゃ好っきゃねん(何で関西弁)。
初めて食べたとき(これを目にしたとき)には感動したもんだ。
豚はさておき、この玉ねぎは絶対うまいやつ。
もう食べなくても分かるね(食べなさい)。
熟成感あるタレはちょっとしょっぱめだが、返ってこれが玉ねぎの甘味を引き立て美味。
これが食感しっかりめの豚に絡めば、その旨み、食べ応えは申し分なし。
この出来の良さは、さすが老舗の味と言わざるを得ない。
余談だが、筆者はごはんものには汁もの欲しい派だ。
なので具がしっかりした味噌汁が添えられると、とてもうれしい。
逆に、粗末な味噌汁だと落胆は計り知れない。
お店情報
店名:おふくろ
住所:旭川市宮下通7 駅前ビル 1F
電話:0166-22-1712
営業時間:10:00〜21:00
定休日:日曜日
駐車場:なし
駅ナカ食堂 なの花
西武旭川店から移転し、けっこう経ちますな。
すっかりこの場に馴染んだようで何より。
ラーメン、焼きそば、そば・うどん、といった麺類がずらり並ぶメニューのなか、唯一の丼ものが豚丼だ。
豚丼(640円)
断面大きめな肩ロースがふわりと盛られた感じが、食欲を、豚好きの肉欲をそそる。
肉は薄からず厚からず。何よりぷるんぷるんと弾力ある脂身が豚の醍醐味を主張する。
豚丼だから当たり前な言い方になるが、豚を食べてるぞーという実感がとても楽しい。
甘辛なタレは肉だけでなく、ごはんも美味しくしてくれている。
極端な話、タレだけでもご飯が進む。これ、丼ものとして大事なとこ。さくさくと食事が進むもんね。
お店情報
店名:駅ナカ食堂 なの花
住所:旭川市宮下通8丁目 JR旭川駅構内 1F
電話:0166-24-2552
営業時間:10:00~18:30
定休日:不定休
駐車場:なし
食べ歩き後記
さて、いろんなテイストでお届けした豚丼3つ。豚の魅力を感じて頂けたでしょうか。
豚好きの皆さんの中にはカツ丼派という方も多いと思いまが、たまに豚丼で豚を味わってみませんか。改めて豚が好きになること請け合いです。
美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。
・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター