期間限定!! 三陸牡蠣小屋 かき政宗
牡蠣をたっぷりと堪能できる『牡蠣小屋』が、旭川駅前広場に出現!!
牡蠣小屋とは、BBQ(バーベキュー)スタイルで牡蠣など新鮮な食材を網の上で焼いて食べる形式のお店のことで、本来は牡蠣産地でお馴染みのものだが、近年では都会の飲食店がそれを模倣したり、移動型の牡蠣小屋店舗もある。
6月にも開催されていたが、行列ができていて(ほかに用事もあったので)やむなく断念。
残念な思いをしていたところに、再びの開催とあって、馳せ参じた次第。
テント入り口に分かりやすく表示されたシステム内容。
注文からご馳走様まで概ねセルフというスタイルのよう。
上画像 / ここが牡蠣好きのパラダイス『牡蠣小屋』だ。
店内はそこそこの賑わい。
上画像 / まずは牡蠣を購入。
大小6個入りで1カゴ770円。店ではこれを1人前と説明している。
上画像 / 牡蠣の他に肉類やフランクフルト、海鮮もあって、さらには、バターまで売っているなど、なるほど、これでやるBBQは楽しそうだ。
また、東北の地酒や牡蠣汁なんてのも。結構いろいろある。
上画像 / 席にはすでに火の入った炭、焼くために使う軍手とトング、画像にないがキッチンタイマー、そして醤油とポン酢がセットされていた。あ、地酒は有料(念の為)。
スタッフさんが説明してくれた焼き方は、まず牡蠣を貝の平たい方を下にして網にならべ、蓋をして3分(タイマーはそのため)。3分経ったら貝をひっくり返してさらに3分というもの。我らは初心者なので(笑)忠実にミッションをこなす。
焼き上がった牡蠣は、ホックホク。
まずは何も付けず味見。ハフハフと味わえば自然の海の味?なのか、塩味が鮮烈。これを牡蠣の旨みが交わって、強烈な旨さ。おおっ、これぞ本物の牡蠣の味。
もちろん、これに酒が合わぬわけがない。いやはや、ゴクゴクと進んでしまって、こりゃ困った(笑)。
さらには、フランクフルト(網の上の刻まれたヤツがそれ)や、イカ(画像にないけど)を追加購入。
また、焼き上がった牡蠣にバターとポン酢で、バタポン味を楽しんだりして宴はなおも盛り上がる。
我ら2名、小一時間で、牡蠣2皿、ほかフランクフルトやイカ各1串、地酒4杯を堪能。
支払ったのは席料(炭代)を含め6,000円弱。皆さんが行く時の予算の目安になれば。
かき政宗は、11月9日まで。お見逃しなく!!
お店情報
店名:三陸牡蠣小屋 かき政宗
住所:旭川市宮下通8丁目旭川駅前広場
電話番号:070-1521-9079
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
駐車場:なし
まんまるまほろ
ところは買物公園。5条界隈にある小料理屋さんで頂いた旨いもんをご紹介。
まずはビールで喉を潤し、体調を整える。
昭和なグラスがお茶目(笑)。
お通しはいつもながら、素敵な盛り合わせだ。
同店の人気は店主目利きの食材の数々。かつ味を引き立てる妙技。
定番メニューもあるが、数量限定で提供される料理が常連客を飽きさせない。
訪ねるたび、「今日は何があるかなあ」というノリが実に楽しい。
お邪魔した10月中旬。数あるおすすめの中で筆者の気を惹いたのは・・・
上画像 / 『かじか竜田揚げ』(980円)。
あれ?かじかが旨いのって冬じゃなかったっけ。
聞けば、この時期に旨いのもいるそうで、希少な水揚げの中から良いものを仕入れることができたとか。
弾力のある白身は、海底に生きる魚の精気に満ちている。
それでいて味わいは淡く繊細。それを香ばしい衣が引き立てて実に美味。
さすがの味に、なんだが元気が湧いてくる。
上画像 / 『北寄貝の炙り』(980円)。
剥きたての身を文字通りさっと炙ったもの。黒七味(京都のもの)か塩で頂くという趣向だ。
炭火で凝縮したミルキーな旨味に、ふわり炭の香り。
こうした簡単なものにこそ、素材の極意があるといわれるが、まさにそれを体現する一品。
う~ん、と知らずに目を閉じていた筆者。そう、その位に旨い。その位に集中しないと、この味はもったいない(笑)。
それまでは、すっきり系の酒をやっていたのだが、これには「もっと深いもの」が合うよね、と店主に告げると・・・
そう来ると思って用意しておいたと、おすすめがズラリ。
いやはや、嬉し過ぎるよこの展開は。
店主の心尽くしに、心まで酔いしれたひとときとなった。
お店情報
店名:まんまる まほろ
住所:旭川市5条通8丁目
電話:0166-56-8415
営業時間:開店は不定(15時とか16時とか仕入れ状況による)
閉店は22時
定休日:水曜
駐車場:なし
大衆酒場 ニューキャッスル
ところは前掲と同じ買物公園、お次は3条通。
自身もよくお邪魔する店なのだが、ハムカツとか赤ウインナーとか、いつも同じものばかり食べていて(無性に好きなもので)、旨いもん録とか、その手の話には参加できない(笑)。
でも、いつもと違う面子(メンツ)と行ってみれば、いつもと違うものを食べるものでして。
という訳で、筆者に目新しい旨いもん録をお届けします。
上画像 / まずは『ささみの天ぷら(梅しそ)』(418円)。
名前のとおり、ささみに梅しそを添えて揚げた天ぷら。
あっさりささみに梅の香りが鮮烈な、和テイスト。だけど揚げ物ってどんな酒にも合うようねえと、いかにも大衆酒場的なアテ。これは大いにアリだ。
上画像 / 『鹿角のもつ煮』(660円)。
こう書いてしまうと「鹿の角を食べるの!?」ということになってしまうが(笑)、正式名称は『秋田県鹿角市から来た!鹿角のもつ煮』という。
これは秋田県鹿角(かづの)市の名物グルメだそうで、ざっくり言うとキャベツとホルモンを甘辛なタレで煮たもの。
実際、鹿角市では、北海道でもおなじみのジンギスカン鍋(なんと!!)を使い、焼きながらタレを煮からめて食べるんだそうな(実はこっそり調べた)。
同店のこれは、タレがよ~く染みたキャベツの旨味や甘味がたっぷり。ほんのりピリ辛なテイストの食べやすさはまさに万人向け。旨し。
上画像 / こんなメニューあったんだと筆者もびっくり『燻製3種盛り合わせ』(605円)。
枝豆、卵は分かるが、こちらの三角のはチーズかな。いや、チーズだね(笑)。
と、二人して興味津々につまんでみれば、うん、燻製だ(笑)。
スモークチーズというのはよくあるし、燻製卵は駅売店でおなじみ(?)。
中では枝豆が面白かった。
燻煙効果で豆の甘味がおとな味(?)になってる。甘味も引き立ち、深い香りの大豆感があとひく旨さ。ウイスキーが吞みたくなるね、とか言いながらも、その場で呑んでた翠ジンソーダにもぴったり。
良きアテに出会い、これを頼んだお連れさんに感謝。
※ほかもお連れさんが選んだんだけどね(笑)
お店情報
店名:大衆酒場 ニューキャッスル
住所:旭川市3条通7丁目
電話番号:0166-74-4646
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休
駐車場:なし
満腹後期
いかがでしたか。
おいしいものを頂くと、胃袋も確かに満たされますが、何より気分が満ち足りる。そういう意味で満腹と書きました。
うんうん分かるよ、と仰って頂けたそこのアナタ。
お腹は満たされていますか。
今回の情報をきっかけに、食欲がわいてきたなら幸いです。













美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。
・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター