旭文堂書店
撮影:サク
まず最初にご紹介する書店は、旭川市常盤通3丁目の「旭文堂書店」です。
旭橋からロータリーへの道すがら、逆もまたしかりですが、一度は目にしたこともあるのではないでしょうか。
日にもよりますが、店内だけでなく店頭にも書籍が並んでおり、思わず立ち寄ってしまいたくなるような雰囲気を醸し出しています。
撮影:サク
撮影:サク
引き戸を開けて中へ入ると、もの静かな店内には、このように様々なジャンルの本がぎっしりと収められています。
中には、大型書店やネットショップでは見つけることが困難とされている、道内市町村の郷土史などの希少性の高い書籍も取り扱っているのだそうです。
撮影:サク
また、宗教や哲学、古典文学なども幅広く置かれておりました。
写真の本は、時代を超えて愛されるロングセラー、三島由紀夫の『葉隠入門』という自伝です。
■店舗情報
店舗名:旭文堂書店
所在地:北海道旭川市常盤通3丁目1971-12
電話番号:0166-22-5987
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水曜日・金曜日
HP:https://kyokubundo-honya.com/
X:https://x.com/kyokubundo
Instagram:https://www.instagram.com/kyokubundo/
まちなかぶんか小屋
撮影:サク
続いては旭川市7条通、買物公園に面した立地にある「まちなかぶんか小屋」というイベントスペースをご紹介します。
正確には“本屋さん”ではありませんが、文化的な企画のほかブックカフェとしての利用も可能とあり、施設内外ではさまざまな本を手に取ることができます。
撮影:サク
撮影:サク
写真一枚目が外、二枚目が内に置かれている書籍です。
ここのおもしろいポイントとしては、本はすべて自由値段、つまり買い手が自由に価格を決める形式となっています。
さらには物々交換などにも対応しているとのことなので、もしもより詳しく知りたいと思った場合は、施設内のスタッフの方に訊いてみるのがよさそうです。
撮影:サク
名著『モオツァルト・無常という事』を200円(自由価格)で購入。
ラインナップには単行本や絵本なども揃っており、非常に選び応えがあります。
地域のつながりが意識された空間はとても居心地がよく、まさに“本との出会いを大切”にできるコミュニティだと感じています。
■店舗情報
店舗名:まちなかぶんか小屋
所在地:北海道旭川市7条通7丁目32
電話番号:0166-23-2801
営業時間:10:00〜18:00
定休日:月曜日
HP:https://www.bunkagoya.jp/
X:https://x.com/machi_goya
Instagram:https://www.instagram.com/bunkagoya/
こども冨貴堂
撮影:サク
さきほど紹介させていただいた「まちなかぶんか小屋」から目と鼻の先、買物公園沿いの7条通8丁目にお店を構える「こども冨貴堂」は、主に絵本や児童書などを取り扱っている専門店です。
撮影:サク
本のセレクトは、こども向けのものから、大人でも楽しむことができるものまで幅広く揃えられています。
筆者の好きな谷川俊太郎の詩集や、旭川市ゆかりのあべ弘士さんの絵本まで、ずっと家の本棚に置いておけるような名作ばかり。
総合書店とは違い、地域の色がダイレクトに反映されており、書籍のチョイスに個性を感じるのもポイントです。
撮影:サク
写真の『知里幸惠 アイヌ神謡集』(税込836円)など、旭川市と関わりのあるアイヌにまつわる書物も目立つ位置に置かれています。
店名には“こども”とありますが、このようなローカルな書籍との触れ合いには、ふだんの読書体験とは異なる刺激を感じます。
■店舗情報
店舗名:こども冨貴堂
所在地:北海道旭川市7条通8丁目
電話番号:0166-25-3169
営業時間:10:00〜18:00
定休日:年末年始以外無休
HP:https://fufufunet.kids.coocan.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/kodomofukido/?hl=ja













旭川市在住。20代フリーランス。