頭の回転が速い人の話し方
出典:いえろー
僕自身が「会話の中で返答や切り返しが速い人って、何を考えながら話しているんだろう??」と気になって読んでみた1冊です。
この本では話し方を
- トップギア(頭の回転が速い)
- ミドルギア(中間)
- ローギア(頭の回転が遅い)
という例えでわかりやすく解説をして、それぞれの会話のスピードの鍛え方が述べられています。
この本を読んで”ホッ”としたのは、「頭の回転が速いのにもデメリットがある」ということ。
頭の回転が速い返答というのは、思考が足りなく共感力が低下します。
聞き役をやっている時に頭の回転を速くしてしまうと「こういうことですよね」と営業マンみたいに愛の手を入れてしまうんですね。そうすると、相手は話すのが面倒くさくなって、「ああ。そうですよ」とイエスかノーでしか答えなくなってしまいます。
すると結局、本人が自分の言葉で語ろうとしていたことが聞けなくなっちゃうんです。(一部引用)
そのあとに頭の回転が遅い話し方もコミュニケーションの上では大事と述べられていて、頭の回転の速さの使い分けが大切とのこと。
この話を読んでから意識して使い分けできるようにしているのですが、なかなか難しい(^0^;)
僕がトークが上手になるのは、もう少し先になりそうです。
「伝え方しだい」で人生は思い通り神トーク
出典:いえろー
発売された当時は書店に平積みで話題になっていたので、表紙を見てピンときた人も多いのではないでしょうか??
本書では心理学や脳科学をもとに対人コミュニケーションの基本から書かれているので、初めてコミュニケーションに関する本を読むならオススメの1冊です。
例えば巷では、聞き上手な人の会話は「相手8割、自分2割」だと言われていています。
要するに相手が話す量を多くさせた方が良いということなのですが、それはなぜか??
その理由をご存知ですか??
本書では
人は話を聞いてもらうだけで自己重要感が満たされる
といった感じで、巷に溢れているコミュニケーションの定説を理由付きで解説してくれています。
話が上手な方にもオススメです。
当然のように知っている理論が多く出てくると思いますが、それがなぜ効果があるのか?? あらためて学びなおすのに最適な1冊です。
誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール
出典:いえろー
これまで紹介した2冊は理論をもとに会話について書かれていた本ですが、本書は「手っ取り早く会話のテクニック」について知りたい人にオススメです。
「こんな場面のとき、どう話す??」といった場面形式での会話の切り出しかた•進め方なんかが網羅的に述べられているので、人との会話で失敗してしまった時に「あのときどう話してみるのがベストだったのか?」を参考にするのに良い1冊です。
じつは僕もこの本を読んでいて「やらかしちゃっていたな〜」と思い当たるフシがありまして、 質問について本書では聞きたい方向に誘導しないと述べられています。
聞き上手とは質問ができる人。こんな風に考えていませんか??
しかし本当の聞き上手は、質問より「待つこと」を優先します。
なぜなら「質問」は、質問者の「聞きたいコース」に話してを誘導するものであり「話し手」の「話したいコース」から外れてしまう可能性があるからです。
場面にもよるかと思いますが、僕も相手の言いたいことを考えずに自分の聞きたいことを質問してしまうことがありました。
こんな風に自分が、ついついやらかしてしまっていたことを見直すのにオススメです。
おわりに
ジャンルに関わらず、実用書で得た知識は実戦で使っていかないと意味がありません。
記事の中で気になる本がありましたら、読んでみたあとに一つだけでもいいのでぜひ試してみてください。
ご紹介した本は旭川市中央図書館で借りれます
施設名 : 旭川市中央図書館
住所 : 北海道旭川市常磐公園
電話 : 0166-22-4174
開館時間 : 【平日】9:30~19:00 【土曜日、日曜日•祝日】9:30~18:00
休館日 : 月曜日(月曜日が祝日のときは、その直後の祝日でない日)/ 毎月末日(末日が土曜•日曜•月曜にあたるときは月末の金曜) (その他、図書特別整理期間などで休館の場合があります。)
駐車場 : あり
登山と筋トレが趣味です。
アウトドア好きに見られがちですが、実際は読書をしていたりとインドアな活動の方が多いです(笑)