花粉症とアレルギー性鼻炎は同じ?
「花粉症」と「アレルギー性鼻炎」は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりと、どちらも似たような症状であるため混同しがちですが、同じ病気ではありません。
花粉症はアレルギー性鼻炎の一種で、花粉の飛散する季節に症状が現れる「季節性のアレルギー性鼻炎」を花粉症と呼びます。そのため、花粉症をアレルギー性鼻炎に置き換えることはできますが、アレルギー性鼻炎を花粉症に置き換えることはありません。
通年性アレルギー性鼻炎
花粉症とは異なり、季節に関係なく年間を通して起こるのが通年性アレルギー性鼻炎です。
原因(アレルゲン)の多くはダニで、他にはハウスダストや動物の毛、フケ、カビなどがあり、体にとっては異物となるこれらのアレルゲンに対して過敏症状を起こすのです。
アレルギー性鼻炎の症状は、室内の掃除や、アレルゲンのない環境に移動することで大きく改善します。
症状の多くは、くしゃみ、鼻水、鼻づまりですが、頭痛や喉、目のかゆみ、倦怠感などが起こることもあり、意欲の低下や日常生活の質の低下につながります。
ダニの繁殖しやすいカーペットや畳をこまめに掃除したり、寝具の管理や洗濯物の部屋干しなどで、原因となる物質を少しでも避ける生活を心がけましょう。
足の反射区から見るアレルギー性鼻炎
■【鼻】
鼻炎と言えば鼻ですよね。
鼻の反射区は、アレルギー性鼻炎や花粉症だけではなく、鼻炎、急性鼻炎、副鼻腔炎にも適応します。
反射区の位置は、両足の親指の外側。
丸く骨が盛り上がったところから、指先の前までになります。
神経交差により、右側の鼻の反射区は左足に、左側の鼻の反射区は右足にあります。
指先に向かって流すように揉みます。
PEONY若石足療
■【副甲状腺】
甲状腺の裏側4か所に、米粒大の上皮小体と呼ばれる副甲状腺があります。
体内でもっとも小さな内分泌腺で、骨の代謝を活発にする副甲状腺ホルモンを分泌しています。
副甲状腺
反射区の位置は両足の親指の外側、基節部と中足骨の関節の凹みの部分で、足の側面に対して45度のところにあります。押し込むようにして揉みます。
PEONY若石足療
ちょっと分かりにくいところですが、骨の凹みを探ると見つかります。
PEONY若石足療
■【肺と気管支】
人間が生きていくうえで常に必要な酸素を吸い込み、不要となった二酸化炭素を吐き出す、ガス交換をする呼吸器官です。肺は、無数の気管支と肺胞からなっており、横隔膜の筋肉の収縮と弛緩でガス交換が行われます。
肺には体熱の放熱などの代謝機能もあります。
反射区の位置は、両足の人差し指から小指の各中足骨頭の部分。指の付け根のふくらみの少し下で、帯状なっています。小指の方向に流すように揉みます。
PEONY若石足療
■【頚椎】
人間の骨格を形成する、基本となる脊椎の上部7個を頚椎といいます。
首に該当しますが、大脳から身体の各部位へ指令する中枢神経が通っています。
頚椎の歪みが原因で、耳鳴りや頭痛、眼精疲労、そして鼻づまりを引き起こすことがあります。
頚椎については頭痛改善(https://asatan.com/articles/2365) でも書いていますが、親指の第一関節と第二関節の間で、やや側面の骨のキワになります。
指先の方からつけ根に向かって擦るように揉みます。
PEONY若石足療
足は該当する反射区だけを揉むのではなく、足全体を揉んで全身の血行を促進することを推奨しています。
出来るだけ、足全体を揉むように心がけてください。
足もみをする時の注意点
・食後一時間は避けてください。
・妊娠中・生理中・手術後・怪我をしているときは避けてください。
・肌を保護するため、クリームやオイルなどを使いましょう。
・足をもんだ後は、白湯または常温のお水を飲みましょう。
※効果・効能については個人差があります。
※毎日のセルフケアプラス、週に一度のプロによるチェックが最適です。
※ご質問、ご相談はお近くの若石プロのお店、または「国際若石メソッドスクール」へお問合せ下さい。
(https://www.jakuseki.com/salon-pro.html)
足は第二の心臓です!
誰でも簡単に生活に取り入れられる『若石健康法』について書いています。
旭川在住。趣味は旅行、読書、映画鑑賞。
・国際若石メソッドスクール認定マスターズスクール講師
・NPO地球足もみ健康法普及協会賛助会員