展覧会概要
織田コレクションの中から、製造数が少なく世界に数脚しか存在しないものや、製品化される前に作られたプロトタイプ(試作品)など、特に希少性が高くここでしか見られない椅子の展示をします。
今年旭川で開催されたIFDAには、世界各国より独創性に溢れる作品が集結しました。それらはまだ世に流通していない唯一無二のオリジナル作品であり、言わばそのもの自体の原形とも言えます。織田コレクションにおいても、世界各国から集積された椅子の中には、1脚のみしか存在しないものや、数脚しか製造されませんでしたがデザイン史に名を残しているものがあります。そのようなものにはデザインの要となる重要な要素があり、デザイナーによるデザインの意図が顕著に表れています。
このように、旭川周辺地域には家具デザインの最先端が集まり世界へと発信しているIFDAの取り組みがあり、デザインの遺産ともいえる織田コレクションの世界の名作椅子郡あります。そこで、織田コレクションの中からマスターピースの名にふさわしい貴重な椅子の展示を行い、ユネスコ・デザイン都市としての魅力を伝えたいと思います。
基本情報
■会場
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー(JR旭川駅東口)
■会期
令和3年11月20日(土)〜 令和4年2月20日(日)
■時間
午前10時30分~午後6時30分(入館は午後6時15分)
■観覧料
無料
■休館日
毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、年末年始(令和3年12月30日~令和4年1月4日)
■主催
旭川市教育委員会
■主管
旭川家具工業共同組合
■協力
織田憲嗣、織田コレクション協力会、東川町