筆者こだわりの使い方
チケットケースに入れたまま、どさっと出てきた額面6,000円分。
利用期間が延長になったが、ときは12月。ばたばたして使い切れなかったら有難いチケットも使い残せばただの紙切れに。
一点豪華に使うという手もあるが、ここはひとつ楽しく使うべしと以下のルールを決めた。
使い方(筆者のこだわり)
その1 いつでも買えるものなど日常的な消費には使わない
その2 文字通り「ごちそう」気分を味わうべくちょっといいものを食べる
その3 遊び心をもって新店または新メニューに使ってみる(もはやタダ券という感覚があるのでハズレを引いても心の傷は軽いだろう・笑)
その4 たまには人に奢って太っ腹を気取ってみる(プレミアムをお裾分け)
『くうふく倉庫』のランチで
某日。あることで友人にお礼を兼ねてのランチ。
登録店(ごちそうチケットを使える店)リストでランチによさそうな店はないかと探し当てたのがここ。
「なんでも好きなもの食べな」と、はなから余裕(笑)
どうせならと一番高いものをという勧め方はちょっとセンス悪いが、でもVIPランチ美味しそうじゃないか。
(ドラえもんの声で)〝ごちそうちけっとぉ~〟
なんとも頼り甲斐のあるチケットである。
ということで、友人は知床ポークカツを特製ハヤシソースでというVIPランチを。
筆者は、ここではもっぱらメンチカツ(気に入ってリピ)なのだが、今回は大人様ランチを。
ハンバーグにグリルチキン、サーモンのカルパッチョ。雑穀米がちょっと、というのがむしろ良い。
低糖質なランチ、悪くないよ。
ということで、友人におごるという案件は無事完了(笑)
追い金とともに使用したチケット2枚、1,000円なり。
「ごちそう」さまでした。
お店情報
店名:くうふく倉庫
住所:旭川市神楽2条8丁目
TEL:0166-63-1017
営業時間:11:00~15:00,17:30~22:00
定休日:木曜
刺身を食べに『ユーカラ』へ
某日。友人に「飲むべ」と誘いを入れる。というか、近頃肉食が続いてて(まさに前章のように)どうにも魚とか刺身が食べたいんだよねと理由をプレゼンする。
そんなとき、気軽に利用できるのが「炉端のユーカラ」。二人ここで飲むのはよくあること。
串を頼んで・・・
旬だからってことでタチの天ぷらなんぞ・・・
欠かせないのがゲソ唐揚げ。
まさにアテとして間違いのない、大のお気に入り。
とまあ、いつもはこんな飲み方なのだが、さて、肝心の刺身はというと・・・
大概は、その日のお勧めメニューから刺身を2品ほど、というのがいつものパターンだが、たまには「おまかせ」でいってみるかい?
というのも
入店したときは刺身のことばかりで、例のチケットのことは頭になかった。
が、チケットを持っていることをふと思い出して店員さんに尋ねたら「使えますよ」と。
よーし、ならばここでもチケットの力を使おうぞという次第。
おまかせ8点盛り。
旬のカンパチ、ソイなどを堪能し、欲求不満がいささか治まる。
おれがねだったんだから、刺身の分は自分が持つよ。
ってことで現金とともに会計時チケット利用4枚2,000円なり。
「ごちそう」さまでした。
お店情報
店名:炉端のユーカラ
住所:旭川市4条通7丁目
TEL:0166-23-1114
営業時間:15:00~24:00
定休日:不定休
『山頭火』本店で新メニューおためし
その名も「イワシきつねラーメン」。
数人の知人がSNSにアップするのを見て、かなり気になっていた。
いよいよ行けそうという某日、リストを調べてみたらあるじゃないか「山頭火」の文字が。
しめた!
輝く金色のおつゆ。
さらに三角のおキツネ様もいっそう輝いておる。
もちろんイワシのお出汁。
うわ~、香り、口当たりともに何と優しい。
同社会長の「あさめし前田本舗」に鯵のラーメンがあるが、またも美味しいおつゆを開発してくれました、とレンゲが止まらない(笑)
お揚げは、うーん、あまり言うとこれを食べようかなというお方に悪いから、差し控えます。
先入観とはまったく違ったものであったとだけ・・・。
ラーメンは850円。
チケットは釣銭が出なので、それならそれで「お釣りはいいよ」でも構わないが、今回は他にも頼んで、千数百円の足しにチケット利用2枚1,000円なり。
「ごちそう」さまでした。
お店情報
店名:山頭火本店
住所:旭川市1条通8丁目MANNY BLD 1F
TEL:0166-25-3401
営業時間:10:00~21:30
定休日:不定休
「まるにせきぐち」での飲み会で
時々ご一緒の呑兵衛仲間と、プチ忘年会と称した飲み会(いちいち理由をつけるのは呑兵衛の性質)で。
今回はコースでの予約だが、何かあればとチケットは持っていく。
前菜やらお刺身やら、和食居酒屋のベーシックな風景。
その後、いろいろ出てきてコースの料理は終了。あとは残りの酒を飲み干すだけという段になり、もう少し何かつまみましょうかと。
同店はウニに特化したメニューが多彩。
コースのお客様でも単品の注文オーケーです、ということなので、よーし、忘年会だからウニ行ってみよう(何の根拠が?)。この分、私が払うからと気前の良さをアピール(笑)
うに・いくらパフェ。
しかし、ちょっとお行儀の悪い絵で恐縮です。
もう、この時はごちそうチケットのことを記事にしようと決めてました(笑)
いかがでしょう、こんなしめパフェ(笑)
いくら、ウニ、そこに炙ったタチ。魅惑のデザートに再び酒が進んで困ってしまうのでした。
予算に足してチケット利用4枚2,000円なり。
「ごちそう」さまでした。
お店情報
店名:和食居酒屋まるにせきぐち
住所:旭川市2条通7丁目プラネット2・7ビル 2F
TEL:0166-27-3366
営業時間:16:00~0:00
定休日:日曜
ミッションを追えて
ご馳走チケットは、実質半額とするか、プレミアム分を「ただ」と思うかはそれぞれの自由だが、使う側にはともかくおトクであることこの上ない。
事実、筆者はこれのおかげで、財布の負担少なく普段の予算以上の飲食を楽しんだ、という感覚でいる。
コロナ禍の影響を受け、まだまだ復活とは言い切れない状況にある飲食業界のためにも、こうしたチケット事業を再び実施していただけるよう、ぜひとも願いたいものである。
美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。
・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター