第1弾はこちらをご覧ください
ラーメンささき
餃子も置いてるラーメン屋、というより、はなからラーメンと餃子の店。この看板を見たら食べないわけにはいかないでしょ、餃子。皮からの手造りというオーソドックスなコピーにも親しみを感じるね。
看板に偽りなし!
ほんとにラーメンと餃子しかない店なのだ。あ、ライスがあったか(笑)
このメニューのほか、餃子4個(別皿)とラーメンがセットになった「ぎょうざラーメン醤油・800円(みそは850円)」、醤油ラーメン・ぎょうざ5個・小ライスによる「並セット・950円(ラーメン小サイズは900円)」がある。
頼んだら、のんびり待つべし。メニューに書いてあるとおり、女将さんが一人で切り盛りしているから時には時間がかかることを念頭に入れておこう。
店はこざっぱりとしている上、掃除が行き届いていて居心地が良い。
画像のような小物も毎日きちんとふきふきしてるようでキレイだ。これ、とても肝心だと思う。
とかなんとか思いを巡らせてると、はい、餃子が焼けましたよ。
筆者はセットを注文。
ラーメンと餃子がきちんと一緒に出てくる、さすが女将さんはベテランだ。
皿にはすでにタレが添えられていて、あとは、酢やラー油で自分好みにカスタマイズすればよい。
いいねえ、この香ばしき焦げ具合。
また、適度に蒸され具と一体化した薄皮。うっすら中身が透けて見えるこの感じが、食欲をそそる。
はむっと食べてみれば、詰まっていたあんがふわりとほぐれる。
肉や野菜がほどよく練られ、またほんのり効いた薬味が肉の風味を引き立てる。
言ってみればオーソドックス。しかしながら、旨味がぎゅっと伝わるしっかりとした造りの餃子に、我が食欲も満足。
この日は4個セット。
ふつうに1皿6個のを頼めばよかったと、いつも後悔する筆者である。
お店情報
店名:ラーメン ささき
住所:旭川市旭神2条2丁目
電話:0166-65-7085
営業時間:11:30〜19:00
定休日:日曜
駐車場:あり
らーめん山頭火 旭川本店
それにしても、ラーメンと餃子って、何でお約束なんでしょうね。
出所が中華だから?
でも、中華な雰囲気を払拭し革新的なラーメンを創造する山頭火だが、しっかりと餃子はあって、その点、餃子好きとしてはとても頼りになるのである。
焼き餃子(6個320円)
同店のラーメンの価格からすると、とても手頃に思える価格がありがたい。サイドメニューはこうじゃないとね。
ラーメンの革新的な造りには目を見張る同店であるが、一方、餃子は極めてベーシックだ。
サイズは比較対象がないので大きいとか小さいとか言えないが、筆者の印象で言うなら「以外に食べ応えありそう」なサイズ。 ・・・伝わるでしょうか。
肉や野菜があいまって素材の旨味たっぷり。その上、味つけもしっかりとしていて食べ応えは十分。
であるが、それらの味わいがラーメンとケンカしないというのが良い。
だからといって、餃子は脇役に回っているということもなく、しっかり自分を主張。
ラーメンと餃子を、いや、ラーメンも餃子もそれぞれに味わえる楽しさ。これが先にも述べた、ラーメンと餃子はなぜセットなのか問題の答えかな。
お店情報
店名:らーめん山頭火 旭川本店
住所:旭川市1条通8丁目MANNY BLD 1F
電話:0166-25-3401
営業時間:11:00~22:30
定休日:不定休
駐車場:なし
光林坊 本店
バラエティあるラーメンメニューの中でも、ここの黒味噌生姜はとても美味しい。もう病みつき(筆者の感想です)。
という店なのだが、それだけに餃子も非凡。ちょっと面白いぞ。
メニューに見つけた「ギョーザ」の文字。
そこに「とりかわ」とある。
手羽ぎょうざみたいなものかと尋ねてみれば、「ぎょうざの皮が鶏皮です」と。
とりかわギョーザ(5個400円)
なるほど。まさしく鶏皮だ。
餃子のあんを皮でくるんだというコレ、ちょいと気の利いた居酒屋の一品のよう。器用に作るものですな。
一瞬、手羽中に見えなくもないが、餃子というからには餃子だ。
ちなみに、普通のも(普通の皮を使ったのも)あって、それも5個400円。
かぷっとひと口。
むにっとした食感と同時に、じゅわ~っとしみ出る鶏の脂。
これが思いのほかさらっとしていて、とてもジューシー。
鶏皮というから、こってりしているのかなと思いきや、あっさりとした味わいだったのは意外だった。
タレとも相性良し。ラーメンのお友達としても悪くない。
出来るなら、これでビールでもやりたいね(笑)。
お店情報
店名:光林坊 本店
住所:旭川市末広5条7丁目
電話番号:0166-57-6880
営業時間:11:00~20:30
定休日:第1・第3月曜
駐車場:あり
餃子堪能後記
餃子好きの皆さん。お楽しみ頂けましたか。
え、どれも食べたことがあるよって?
お店いろいろ、餃子もいろいろと言ってはみても、餃子は餃子。
ひき肉と野菜のあんを小麦粉の皮で包んだものに変わりはない。
はずが!今回はまさかの鶏皮のぎょうざ。しかもラーメン屋でというのが驚きだった。
とまあ、今回はちょっとスペシャルな1品が出てまいりましたが、オーソドックスだって悪くない。
今後もラーメン屋では「餃子はあるかな」チェックを欠かさないであろう筆者であります。
美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。
・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター