旭川市の姉妹都市 鹿児島県・南さつま市
■≪甘くて新鮮なキンカンで、エールを送る≫ 皆で共に乗り越えよう! キバレ旭川
キンカンを載せた南さつま市のトラック
旭川市と南さつま市は、平成9年に開催した旭川冬まつりに南さつま市の雪像制作隊が参加したことをきっかけに交流が始まりました。
以降、南さつま市で開催される、吹上浜砂丘の砂で作られた様々な砂像が並ぶ「吹上浜 砂の祭典」に旭川市から訪問団を送るなど相互に訪問を続け、平成27年5月に姉妹都市提携を結びました。
南さつま市では、旭川市で新型コロナウイルスの感染が広がり医療提供体制が逼迫した状況であると知り、危機的な状況下で業務に当たる医療従事者を応援しようと、特産品の「ハウスきんかん」を送ることに決めました。
南さつま市の本坊輝雄市長は
「南さつまのキンカンは糖度が高く、皮ごと食べられるのが特徴。新鮮でビタミンCを多く含むキンカンを丸ごと食べて、少しでも元気になってくれたらうれしいです。旭川市の1日も早い医療体制の回復と新型コロナウイルス感染症の終息を願っています」
とエールを送ります。
南さつま市の本坊輝雄市長(左から2人目)
頂いた2,400パックのキンカンは、市内の医療機関に届けられました。
市立旭川病院に届けられたキンカン
台湾・屏東県
■≪感染終息後の交流を目指して≫ 感染防止医療物資を寄贈
到着セレモニー
台湾南部の屏東県から、マスクやフェイスシールド等の医療物資が届けられました。
屏東県は、これまで世界各地に物資を送っており、大規模なクラスターが発生した旭川市を支援しようと寄贈を決定。
オンラインで開かれた到着セレモニーでは、屏東県の潘孟安県長が「この感染症が終息したら、観光や教育、産業などで交流し、より良いパートナーになれることを願っています」と挨拶しました。
物資は市内の医療機関等に配布されました。
届けられた医療物資
生活・学習Actサミット当番校 旭川市立北門中学校
■≪差別をなくしたい!≫ 人と人との距離は離れても心はいつもつながっている
北門中学校生徒会の皆さん
新型コロナウイルスに感染した人や医療従事者に対する差別・偏見が、全国的に問題となっています。
市内の中学校の生徒会が中心となって、学校生活をより良いものにしようと協議する生活・学習Actサミットでは、当番校である北門中学校が、市内の全小・中学校に、コロナによる差別や偏見をなくす「シトラスリボン運動」と、医療機関への応援メッセージ制作を呼び掛けました。
シトラスリボン
医療機関に届けられたシトラスリボン応援メッセージ
きっかけは、いじめ問題に積極的に取り組む道外の中学校とのオンラインによる意見交換会。互いの状況等を話し合い、自分たちに何ができるかを考えました。
生徒会長の下村悠夏さんは「みんなでリボンを作って付ければ、一体感が生まれます。少しでも差別がなくなったらうれしいです。私たちは医療現場で働くことはできないけれど、感謝や応援を伝えることはできる。みんなで頑張りましょうと伝えました」と話します。
市内の医療機関に届けられたメッセージは、医療従事者の励みになっていることでしょう。
たくさんのご支援ありがとうございます
事業者・個人など市内外のたくさんの方から、マスク等の衛生用品や、弁当・菓子などの食品の他、新型コロナウイルス感染症対策基金やふるさと納税を通じて寄附金が寄せられています。
衛生用品や食品などは市内の病院等に直接届けられ、3億2,122万円(1/20現在)に達した寄附金は、市民が安心して暮らせるまちになるよう、感染症対策や経済対策に活用します。
【詳細】総務課 25・5418
■小・中学校から医療従事者への応援メッセージを設置
設置期間・場所 3/7㈰まで・駅前広場
応援メッセージを募集!
新型コロナウイルスで頑張る全ての人を応援するメッセージを受け付けます。
記載台を設置する他、市 等でも募集中です。
設置期間・場所 2/8㈪~23㈫・アッシュアトリウム(1の7)
【詳細】地域振興課 25・6212