小麦王国で大好きなコーヒーを仕事に活かすことが出来ました
出典:asatan
ハルさんは高校2年生の時、交通事故で頭部外傷を負い身体障害者手帳を交付。
その後、高次脳機能障害の診断を受け、職業リハビリテーションなどを受けてきたそう。
複数のことを同時に行うのが難しく、仕事で上手くいかない事が多い中で心無い言葉を投げかけられる事もあり悩んでいたところで働き始めたのが、小麦王国と同じ場所で以前営業していた『アダージョ』。
その後、当時アダージョで課長をしていた施設長の北島さんに誘われ、小麦王国で働き始めました。
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大のコーヒー好きだという大叔父さんの影響で、自身もコーヒーに目覚めたというハルさん。
小麦王国では、主に接客やハンドドリップコーヒーを担当しています。
そんなハルさんに、コーヒーのこだわりや、小麦王国での仕事について伺ってみました。
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大叔父さんの影響で始めたコーヒーでしたが、私もすっかりハマって、今では毎日の作業となっています。私は障害者ではありますが、淹れるコーヒーの味には自信があります。エグみを抑えた、すっきりクリアなコーヒーを目指しています。
実際、今までに私のコーヒーを飲んでくださったお客様からも、「旭川でいちばん美味しいコーヒー」との声を戴きました。お世辞だと分かっていても、とても嬉しかったです。
小麦王国では、自分が一番やりたかったコーヒーの仕事をさせてもらい、夢が叶いました。
小麦王国を作ってくれて、私にこのコーヒーの仕事を与えてくれた大野理事長や支えてくれるスタッフのみんなにはとても感謝しています。
これから利用者も増えてくるとは思いますが、みんなと仲良く仕事しながら、今できる範囲のことを無理なくこなしていければと思っています。
小麦王国で働くハルさんの1日に密着!
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ハルさんが出勤するのは毎日8時35分。
朝は店内の掃除からスタートします。
備品の整理などを行い10時にのれんを掲げてオープン!
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営業時間中はコーヒーの作業以外に、お客さまからの注文を受けたり、配膳やレジの作業を行います。
オープン以来大盛況が続く小麦王国ですが、丁寧な接客でスタッフからの信頼も厚いハルさん。
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一つひとつの仕事を無理のない範囲でこなしていくハルさん。
他のスタッフ達と協力しながら、時には笑顔で接客している姿が印象的!
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ハルさんの淹れるコーヒーは3種類。
100g1,500円の高級豆を使用した『グァテマラ・ゲイシャ・W』はジャスミンやベルガモットのようなフレーバーが特徴で、まろやかな口当たり。
上品な甘さで飲み始めのグレープフルーツのような味わいが特徴の『ウガンダ・ブランブリ・W』、特別な製法で発酵処理を行った豆を使用する『エチオピア・アナエロビック・N』があります。
なんとどれも1杯税込み300円!
さらにラーメンや餃子、チャーハンとセットで注文すると税込み200円と破格のお値段!
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お昼休憩をはさみ、14時30分からはコーヒーの提供が始まります。
注文が入ると豆を挽くところからコーヒーをドリップして淹れるまで全てハルさんの手作業!
こだわりの方法で一杯づつ心を込めて淹れていきます。
お客さんからも大好評だというハルさんのコーヒー。
ハルさんもその声にやりがいを感じているそう。
コーヒーに合うよう考案したパン『ハルズロール』も販売したりと、新しい事にも挑戦しているハルさん。
これからも小麦王国で楽しみながら仕事をしていきたいと教えてくれました。
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就労継続支援B型事業所『小麦王国』で働く利用者さんを募集中!
店舗情報
店名:小麦王国
住所:北海道旭川市2条通9丁目368センテニアル 1F
電話:0166-73-6548
営業時間:10:00~17:30※山小屋ラーメンは15:00まで
定休日:土日祝
駐車場:あり(店舗横3台)
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