上南部水神宮の水
Photo:らくださん
まず最初は旭川市内にある「上南部水神宮の水」をご紹介します。
旭川市内とはいえ、東旭川ペーパンの奥、21世紀の森の近くですので、もうほとんど大雪山麓と言える位置になりますね。
道路から外れて砂利道を少し進むと、駐車できるスペースがあります。
そこに車を停めれば、上南部水神宮はすぐそこです。
Photo:らくださん
湧水は上南部水神宮の右横にあるパイプから取水することができます。
言い伝えでは「病に臥せていた人がこの水を飲むことにより病気を治すことができた」と語り継がれているそうです。
そういった理由から上南部水神宮の水は御神水として大切に守られています。
Photo:らくださん
周囲には不思議な神聖とも言える雰囲気があり、訪れた人を包んでくれます。
上南部水神宮の水は、夏はもちろんですが冬の間も水を汲むことができます。
ただ、冬は湧出量が少なくなる傾向がありますのでご注意下さい。
■名水情報
名称:上南部水神宮の水
所在地:旭川市東旭川町瑞穂
利用期間:通年
利用時間:24時間
駐車スペース:あり
大雪旭岳源水
Photo:らくださん
東川町にあるこの「大雪旭岳源水」は上川管内では最もポピュラーな湧水ではないでしょうか。
水量も豊富で、訪れる人の数も非常に多いように感じます。
「このあたりで湧水と言えば、そりゃもうココでしょ!」といったイメージがあるくらいの知名度の高さですね。
Photo:らくださん
駐車場も広く、湧水場も大きいので、水を汲むのに困ることはありません。
ただ、タイミングによってはかなり混雑することがありますので、水を汲む際は譲り合いの精神でマナーを守って行動するように致しましょう。
Photo:らくださん
看板の説明には「ミネラルが豊富でバランスよく含まれ、水温も約7度と通年を通して一定に保ち、日々こんこんと湧き出ています。(湧出量1分間に約4600L)」とあります。
ミネラルが豊富な湧水はまろやかで美味しく、水割りやコーヒー用の水としてだけではなく、高血圧や健康にも良いと言われています。
遊歩道を300mほど奥に入ったところに大雪旭岳源水の源泉もあり、こちらでも水を汲むことができます。
また、公園内にはトイレも設置されています。
Photo:らくださん
■名水情報
名称:大雪旭岳源水公園
所在地:上川郡東川町勇駒別
利用期間:通年
利用時間:24時間
駐車場:あり
不動尊の霊水
Photo:らくださん
士別市にある「不動尊の霊水」は、神社の境内の一角にある霊水です。
その昔、不治の病に苦しんでいた人が、こちらの霊水を飲み続け、病を克服したという大変縁起の良い霊水とされています。
現在では「合宿の里」としてスポーツ選手の受け入れが盛んな士別市にあり、合宿で訪れたアスリートたちの喉を潤し、活力に変える事も多いようです。
Photo:らくださん
それにしても、すごくありがたい雰囲気の水汲み場ですね。
とてもおごそかな感じがして、身も引き締まります。
Photo:らくださん
ちなみにこちらの霊水は人気が高く、平日でもポリタンクを持った人が多く訪れるようです。
週末には混雑も予想されますので、ルールやマナーを守って水を汲むようにしましょう。
■名水情報
名称:不動尊の霊水
所在地:士別市南士別町
利用期間:通年
利用時間:24時間
駐車:可
原始の泉
Photo:らくださん
富良野市にある「原始の泉」は、ベベルイから布礼別に向かう道の脇にあります。
人里から離れている事もあり、時期によっては熊の出没には注意が必要になるかも知れません。
実際敷地内には「熊よけの鐘」も設置されていたりします。
Photo:らくださん
道路から外れて砂利道を少し進むと、すぐに「原始の泉」は見えてきます。
泉の手前に駐車できるスペースが設けられていますので、すぐそばに車を停めることができます。
大きなポリタンクを用意する人にとっては移動がラクかも知れませんね。
湧水の水量は結構豊富で、二つあるパイプからは常に多くの水が湧き出ています。
Photo:らくださん
自然豊かな十勝連峰からの伏流水は、まろやかで飲みやすい軟水ですので、緑茶やコーヒー・紅茶などに向いています。
最高の一杯に出会えるのなら、足を運ぶ値打ちもあるかも知れませんね。
■名水情報
名称:原始の泉
所在地:富良野市北布礼別
利用期間:夏季のみ 冬季(降雪期)道路除雪なし
利用時間:24時間
駐車スペース:あり
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回紹介させて頂いた名水は、それぞれ旭川から車で1時間圏内の場所にあるものばかりです。
水を汲みに訪れた際はマナーを守って水を持ち帰りましょう。
余談ですが、こういった湧水情報は環境省からも発信されています。
下部に環境省のリンクを貼り付けておきますので、ご興味のある方はチェックしてみて下さい。