旭川らぅめん青葉 本店
「旭川らぅめん青葉 本店」は、昭和22(1947)年に屋台から創業した老舗ラーメン店。かつては新横浜ラーメン博物館にも出店していましたが、現在は2条通8丁目にある本店と、あさひかわラーメン村にあるお店の2店です。
現在の店主は三代目になるそうですが、お店には先代と先代の奥さんも出ていています。この先代の奥さんが、席に案内してくれるのですが、いろいろと話しかけてくれてホスピタリティ満点です。
「旭川らぅめん青葉 」のラーメンは、豚骨、鶏ガラの動物系に、利尻昆布や鰹節、煮干しなどの魚介系の出汁を合わせダブルスープで、現在の旭川ラーメンの基礎を作ってと言えるのではないでしょうか。
看板メニューは、もちろん「正油らぅめん」750円です。
旭川ラーメンの中で最も長い歴史を持つお店のひとつであることから、マスコミ等の取材も多く、それほど広くない店内の壁には、有名人や芸能人のサイン色紙や写真がたくさん飾られています。
特に目立つところにあるのが中曾根康弘元総理大臣が来店した時の写真で、その時に使用していた丼が2個だけ残っていると、先代の奥さんが見せてくれました。
店名:旭川らぅめん青葉 本店
住所:旭川市2条通8丁目左8 二条ビル 名店街
電話:0166-23-2820
営業時間:月~土 9:30~14:00 15:00~19:30 日・祝 9:30~14:00 15:00~18:30
定休日:水曜日
駐車場:なし
蜂屋 五条創業店
旭川らぅめん青葉 と同じ、昭和22(1947)年に創業したのが「蜂屋」です。創業当時には、ハチミツを使ったアイスクリームを販売していたことから「蜂屋」という店名にしたそうです。その創業当時のものを再現したアイスクリームは店内で注文することができます。
「蜂屋」も、かつては新横浜ラーメン博物館に出店したり、旧旭川駅にもお店がありましたが、現在はここ創業店と3条15丁目にある本店の2店だけです。
「蜂屋」といえば焦がしラードが特徴。かなり個性的で、好き嫌いがはっきりとわかれると思います。しかし、ハマると病みつきになることから麻薬ラーメンと言われることも。
このラードの濃さは、濃い・ふつう・ラード無しを選べて、ラーメンを注文した際には、店員さんが必ず確認してくれます。
蜂屋中毒ではない自分は、ラードふつう。蜂屋にハマってしまった人は濃い目を注文して、スープの表面は焦がしラードで真っ黒になります。
初めて蜂屋のラーメンを食べるひとは、まずふつうで注文するのがおすすめです。
店名:蜂屋 五条創業店
住所:旭川市5条通7丁目右6
電話:0166-22-3343
営業時間:10:30~19:50
定休日:なし
駐車場:あり
梅光軒 旭川本店
買物公園に面したピアザビルの地下にある「梅光軒 旭川本店」。昭和世代の旭川市民は国原レコードの地下って言った方が、イメージできますよね。
市内には暖簾分けしたお店が何軒もありますが、旭川ラーメン村と道の駅あさひかわにある店舗は、ここの系列です。
梅光軒の創業は昭和44(1969)年と、青葉や蜂屋よりは少し後になりますが、今ではシンガポールや香港、バンコク、ベトナム、ハワイのホノルルなど海外にも店舗を展開して、旭川ラーメンを世界に広めてくれています。
梅光軒といえば太いメンマが特徴。醤油ラーメンは、穏やかな味わいで、スープを飲むレンゲが止まらなくなりますね。
道内では、札幌らーめん共和国や新千歳空港にもお店があって食べることができましが、やっぱり本店が一番美味しく感じますね。
店名:梅光軒 旭川本店
住所:旭川市2条8通丁目 ピアザビル B1F
電話:0166-24-4575
営業時間:11:00~15:30 17:00~21:00
定休日:不定休
駐車場:なし
まとめ
いかがでしたか。今回は「旭川らぅめん青葉 本店」「蜂屋 五条創業店」「梅光軒 旭川本店」の3店をご紹介しました。いずれのお店も、市民誰もが認める旭川ラーメンを代表するお店に間違いないですよね。
フリーのWEBライター。