梅光軒 旭川本店
自分みたいな昭和世代にとっては、国原レコードのビルといった方がピンとくるのではないでしょうか。買物公園に面したピアザビル。その地下にあるのが、昭和44(1969)年に創業した「梅光軒 旭川本店」です。
創業は、青葉や蜂屋よりは少し後になりますが、間違いなく旭川ラーメンを代表するお店です。旭川市内には、暖簾分けのお店が何店かありますが、旭川ラーメン村店とあさひかわ道の駅店、旭川空港店は支店になります。
さすが、海外にも店舗展開する本店のメニュー表は、しっかりと作り込まれていて、ラーメンの説明文書も書きこまれています。また、写真もプロのカメラマンが撮影したものでしょうか。かなりおいしいそうですね。また、今は新型コロナウイルス感染症の影響で外国人観光客が少ないですが、外国語表記もされています。
本店の醤油ラーメンは800円ですが、暖簾分けのお店の価格はお店それぞれのようです。
「梅光軒 旭川本店」の醤油ラーメンは、さすが本店の味といったところですが、メニューの写真が素晴らしいだけに、盛り付けの違いが気になります。梅光軒と言えば、太いメンマが特徴。スープの入れ過ぎでメンマが目立たないのが、ちょっと残念ですね。
店名:梅光軒 旭川本店
住所:旭川市2条8通丁目 ピアザビル B1F
電話:0166-24-4575
営業時間:11:00~15:30 17:00~21:00
定休日:不定休
駐車場:なし
梅光軒 豊岡店
豊岡7条2丁目にある「梅光軒 豊岡店」は、暖簾分けのお店。亡くなったご主人が本店と親戚だったそうです。以前、商標を巡って本店と裁判になったこともありましたが、店主が亡くなった後に親族が和解して解決したとか。
現在は、奥さんらしい女性が一人でお店を切り盛りしています。
梅光軒は、お店によってラーメンの味だけでなく価格も違いますが、「梅光軒 豊岡店」のしょうゆラーメンは700円と本店と100円安いですね。
メニュー構成はシンプルですが、夏限定の冷やしラーメンが気になります。これは行かねば!
「梅光軒 豊岡店」のラーメンは、梅光軒の伝統を守りながらも、独自の進化を遂げています。どちらが美味しいというのは、個人の好みになりますが、まちがいなく本店、豊岡店ともに旭川を代表するラーメン店ですね。
ただ、「梅光軒 豊岡店」のメンマは普通サイズ。極太メンマが特徴の梅光軒をイメージすると、ちょっと物足りなく感じる人もいるかもしれませんね。
店名:梅光軒 豊岡店
住所:旭川市豊岡7条2丁目2-10
電話:0166-32-1189
営業時間:11:00~21:00
定休日:水曜日
駐車場:あり
梅光軒 東光店
「梅光軒 東光店」は、比較的新しい暖簾分け店ですが、それでもオープンしたのは2005年のようです。個人的には、梅光軒の看板を掲げるお店の中で1・2を争うぐらい美味しいと思うお店です。
「梅光軒 東光店」の正油ラーメンは750円と、本店より50円お得。そういえば、ある出版社から、「醤油ラーメン」と「正油ラーメン」と表記されるお店がありますが、何が違うんですか?って聞かれたことがありますが、「知らんがな」って答えました(笑)
写真の関係でスープの色目が薄く見えますが、しっかりとした深みのある味。そして何より、極太メンマが煮込みされ過ぎずに、シャキっとした食感が最高!やっぱり梅光軒のメンマはこうでなきゃね。
店名:梅光軒 東光店
住所:旭川市東光5条7丁目3-17
電話:0166-35-7083
営業時間:11:00〜20:00
定休日:水曜日
駐車場:あり
まとめ
いかがでしたか?今回は、梅光軒の旭川本店、豊岡店、東光店と3つのお店のしょうゆラーメンを食べ比べてみました。ラーメンは、同じ人が作ってもその日によって味が微妙に変わります。ましてや、同じ系列でもお店が違えばかなりの違いがあります。みなさんもぜひ食べ比べしてみてくださいね。
フリーのWEBライター。