はじめに
2021年 某日
■当日の旭川の最高気温 27度 晴れ
■最終目的地 積丹 神居岬
■移動手段 自動車
目標1 今度こそ積丹ブルーをこの目で見ること
目標2 積丹で美味しいものを食べること
積丹日帰り旅行レポート第一弾はこちら↓
出発
午前 5:10 旭川を出発
途中休憩を挟みながら、まっすぐ積丹へ向かいます。
今回は高速道路を利用して移動しました。
午前 9:15 積丹に到着
前回、一般道だけで積丹に向かった際よりも約2時間ほど早く着くことができました。
漁師の店 中村屋
出典:ロールキャベツ
午前 9:30 昼食
漁師の店 中村屋で早めの昼食を取ります。
中村屋は番屋を改造して作られた1999年開業の漁師直営食堂です。
開店直後にも関わらず、すでに外には大勢の人が並んでいました。
ウェイティングリストに名前を書き、外で待つことおよそ10分。
店内に案内されると入口付近で手のアルコール消毒と検温があります。
おでこで熱を測る非接触型の体温計が使われているのでスムーズに検温を終えることができました。
出典:ロールキャベツ
生ウニ丼(税込3300円)
とれたての積丹ウニがたっぷり!!
見るからにかなりのボリュームがありそうです…!
生ウニ丼に使われているムラサキウニはたんぱくな味が特徴で、臭みが全くなくウニ自体の甘さを直に感じることができます。
ミョウバンなどの添加物は一切使われておらず、水揚げ後はウニの風味を損なわぬように海水と同じ塩分濃度の水で洗うという徹底ぶり。
実際、普段食べるウニとは全く違うものを食べている感覚でした。
薬臭さが全くなく、するすると食べれてしまう美味しさです!
■店舗情報
店名:漁師の店 中村屋
住所:北海道積丹郡積丹町日司34-1
電話:0135-45-6500
営業時間:9:00~16:00 ラストオーダー15:30まで
2021年度営業期間:4月28日(水) 〜10月31日(日)
※7/2は神社祭典のため臨時休業
定休日:木曜日(ホームページを参照)
駐車場:あり(15台 店舗裏にも駐車場有)
積丹半島の先端の漁師直営のお店です。新鮮でとろける生ウニ丼(キタムラサキウニ)、限定販売の赤ウニ丼(エゾバフンウニ)、丼からハミ出る程の大漁丼、とれたてのふわふわなタコの刺身、自家製天日干しの脂がのったホッケなど漁師直営店ならではのメニューを用意しています。お席はお座敷とテーブルをご用意。どちらもくつろげるよう広めの席間にしています。
神威岬
午前 10:30 神威岬に到着
神威岬(かむいみさき)は古くは御冠岬・オカムイ岬とも呼ばれ、神威(カムイ)とはアイヌ語で「神」のことを指します。
神威岬は古くから、女人禁制の地とされてきました。
理由は下記の「チャレンカ伝説」に由来すると言われています。
チャレンカ伝説
女人禁制の神威岬に義経の伝説
義経に強く思いを寄せる首長の娘チャレンカ。しかし義経は大陸へ向かって旅立ってしまう。チャレンカはその後を追い、神威岬までたどり着くも義経の船は沖の彼方へ。悲しみにくれたチャレンカは、「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」と恨みの言葉を残し海に身を投げてしまった。悲しみと恨みを抱いたチャレンカの身体は神威岩と化し、以来、その周辺に女性を乗せた船が近づくと必ず転覆したことから、神威岬は女人禁制の地に。この決まりは明治時代初期まで続くこととなった。
「女人禁制の地」と言っても女性の立ち入りが禁止されていたのはとうの昔の話であり、1855年(安政2年)当時の江戸幕府により神威岬は女人禁制を解かれました。
現在は老若男女を問わず門を越えて岬の先端まで行くことができます。
出典:ロールキャベツ
「女人禁制の門」から見える「チャレンカの小道」
青い…!
「女人禁制の門」から岬の先端まで続く遊歩道は、「チャレンカの小道」と呼ばれます。
長さ約770m、徒歩で片道20分から30分ほど。
起伏に富んだ細い道を歩きながら眼下に広がる青い海を堪能することができます。
※注意
神威岬は普段から風が強く、あまりにも強風の場合「女人禁制の門」が閉じられ、時期や性別を問わず立ち入り禁止になってしまうので注意が必要です。
今回私が訪れた時には風が強く吹いていて「チャレンカの小道」には立ち入ることができませんでした…
出典:ロールキャベツ
チャレンカの呪いによって女性の乗った船が転覆する…といった言い伝えが残されている神威岬。
実際、その美しさとは裏腹に海難事故の多い岬でもあるんです。
古くは雄冬岬(おふゆみさき:北海道石狩市にある岬)
茂津多岬(もったみさき:北海道南西部、渡島半島にある岬)
とともに「西蝦夷三険岬」の一つに数えられるほどの海路の難所であり、「魔の海」なんて恐ろしい名前で呼ばれることもしばしば…
こうした要因も相まって、チャレンカの伝説は形作られていったのかもしれませんね。
■基本情報
住所:北海道積丹郡積丹町神岬
電話:0135-44-3715
営業時間:8:00~18:00(ホームページを参照)
定休日:無休
駐車場:あり(300台)
大海原へとダイナミックにせり出した神威岬の先端までは、女人禁制の門から約770m。両側に日本海の雄大な眺めが広がる遊歩道「チャレンカの小道」をたどっていくと、20分ほどで周囲300度の丸みを帯びた水平
島武意海岸
午前 11:20 島武意海岸に到着
島武意(しまむい)という地名はアイヌ語の「シュマ・ムイ」(岩の入り江)に由来すると言われています。
多くの奇岩と透き通る青い海とで知られ、日本の渚百選にも選ばれています。
日本の渚百選とは
1996(平成8)年、「海の日」が国民の祝日となったを記念して実施。「海」の持つ重要な役割を再認識するとともに、海の恵みに感謝し、海を大切にする心をはぐくむことが目的。運輸省(現・国土交通省)、環境庁(現・環境省)、建設省(現・国土交通省)、自治省(現・総務省)、農林水産省後援。
他に例として
九十九里浜(千葉県東部)
イーフビーチ(沖縄県 久米島市)
などが挙げられます。
出典:ロールキャベツ
青ーーーい!!!
これぞシャコタンブルー!!
夢にまで見たシャコタンブルーです!!
この日は天気が良く、波も穏やかだったので透明度の高い海をとっても近くで見ることができました!
出典:ロールキャベツ
展望台から下へ伸びる階段を降りていくと、海岸に出ることができます。
この日も多くの人たちが波打ち際まで降りて、積丹の海を楽しんでいました。
海岸へ降りる階段はかなり急勾配な作りになっていて、浜辺も丸石がゴロゴロと転がっています。
下まで降りる場合は歩きやすい靴で行くことをオススメします。
■基本情報
住所:北海道積丹郡積丹町入舸町
電話:0135-44-3715
営業時間:24時間営業
定休日:無休
駐車場:あり
「日本の渚百選」のひとつである島武意海岸は、断崖絶壁が続くなか唯一波打ち際まで下りられるスポットです。暗いトンネルを抜け、いきなり眼下に現れる鮮やかな海は衝撃的です。
まとめ
午後 05:15 旭川に到着
帰りも高速道路を利用し、一直線に旭川へ帰ってきました。
当初の目標であったシャコタンブルーを堪能することができ、美味しいウニも食べられたので満足のいく旅行になりました。
夏の積丹、オススメです!!
美味しいものが好きです。