タイヤ交換のやり方知ってますか??
車の免許を取得するときに、誰もが習ったタイヤ交換のやり方。
旭川に住んでいると夏と冬にタイヤ交換を行ないますが、スタンドやディーラー、家族にお願いをして『自分ではやらない』という人も多いのでは。
正しいタイヤ交換のやり方は覚えていますか?
タイヤがパンクしたとき自分でタイヤ交換できますか?
いざという時に知識としてタイヤ交換のやり方をしっかり覚えておきましょう!
正しいタイヤ交換の行ない方
『道北振興株式会社 神楽SS』鈴木さん
出典:asatan
まずは、タイヤ交換に必要な物(ジャッキ・ジャッキ操作棒・レンチ)などを準備します。
手を怪我したり、汚れないよう軍手の準備も忘れずに!
ジャッキなどタイヤ交換に必要なものは車のトランクルーム入っていることが多いのでチェックをしましょう。
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車を安全な場所に停めます。
坂道や砂利道など路面が不安定な場所で行なうとジャッキが倒れることがあるので必ず平坦な場所に車を停め、AT車はPに、MT車はローにギアを入れ、パーキングブレーキをかけます。
ジャッキで車を上げる前に、ホイールナットを緩めます(左回し)。ナットを緩めるときも順番があるので気をつけましょう。(後程説明します)
ジャッキをジャッキアップポイントにあて、ジャッキを動かすための棒を差し込み右回しでジャッキを上げます。
ジャッキアップポイント
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ナットを緩める・締める順番
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意外と知られていない安全策として、ジャッキで上げるところの車体の下にタイヤを入れることにより万が一ジャッキが外れた場合の安全対策や、車に与える衝撃を最小限にすることができます。
タイヤが地面から離れるまで上がったら、先ほど緩めた順番と同じ順番でナットを緩めタイヤを外し、新しいタイヤと付け替えナットを緩めたときと同じ順番で締めていきます。
最初は緩めに締め、同じ順番で何回かに分けてナットを仮締めすることにより、均等にナットを締めつけることができるので、手間に感じても均等にナットを締めるようにします。
タイヤがしっかりと取り付けられたことが確認できたら、ジャッキにジャッキを動かすための棒を差し込み左回しして車体を下ろし、再度同じ順番でナットを増し締めして完了です。
タイヤ交換を自分で行なった場合、交換後にスタンドなどでチェックをしてもらうことをおススメします。
タイヤ交換と一緒におススメすること
半年に一度か、5,000Kmに一度、オイル交換をすることが推奨されています。
通勤やレジャーなどの利用のみの方は、夏・冬のタイヤ交換の時に一緒にオイル交換をすると、忘れることがないので車を大切に乗ることができます。
オイル交換と一緒にフィルターも交換してもらいましょう。
フィルターを交換することにより、燃費やパワーが変わってくるそうです。
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意外と知られていないけど、交換した方が良いパーツがタイヤに空気を入れるバルブ。
3~4年に1回の交換がおススメです。パンクしていないのに空気が抜けているときありませんか?
バルブはゴムでできているため劣化が進むと自然と空気が抜けてしまうことがあるとのこと。
このバルブはホイールについているもので、タイヤ交換だけだと気がつかないこともあるので、タイヤを買い替えたときや、タイヤ交換の時にスタンドやディーラーに確認をしてみましょう。
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タイヤ交換をするとき『バランスは取りますか?』と聞かれることがありますね。
断る人も多いと思いますが、バランスを取らないことによりタイヤの片減り(写真のようにタイヤの左右の減り方が違うこと)などが起こり、安全性が低くなったり、タイヤの消費を早めてしまうことになります。
バランスを取らないと経費を削減したつもりが結局タイヤの消費を早めてしまうことも。
タイヤを長く使いたい人ほどバランスを取ることをおススメします。
タイヤの交換時期
タイヤにはプラットホームという残りの溝をチェックする場所があります。
スタッドレスタイヤは、新品の半分くらいまで摩耗すると冬用タイヤとして使用するには危険な状態です。
プラットホームがわからないという方は、タイヤの溝に100円玉を差し込んで1の数字が見えたら残りが約半分の状態になっているという覚え方もあります。
出典:asatan
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また、スタッドレスタイヤが滑りにくいのは、柔らかいゴムが路面に密着するからです。
溝が残っていても古いタイヤになってしまうと十分な効果を発揮していないこともあるので、タイヤの製造年もチェックしてみることも重要なポイントです。
年数が経過しているタイヤだとゴムが固くなっていたり、劣化してる場合もあります。
写真のタイヤだと2018年の2週目(1月8日~15日)の間に製造されたもの
出典:asatan
まとめ
いざという時に自分でタイヤ交換を行うことができる知識も必要ですが、定期的にメンテナンスを行なうことも重要ポイントです。
車を安全に大切に長く利用するためには知識とメンテナンスは必要ですね。
取材協力
道北振興株式会社 神楽SS
旭川市神楽4条12丁目10−15
0166-61-5963
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