Rice&Noodle Bar 岩崎農園
東旭川で米作りを営む(株)岩崎農園さんの直営店。自慢の米を使ったおにぎりが評判だ。
加えて、オープン以来じわじわと人気を集めているのが「生そうめん」。
この、おにぎりと生そうめんが、セットになってちょっとお得!というメニューを紹介しよう。
その前に・・・
まだ、知らない方のために、「生そうめん」って何?というお話から。
柚子めん・単品(800円)。
ゆでてないそうめんのことです。
ウケるわけもないので、そんな冗談は絶対にしませんよ(やってる)。
茹でる前のそうめんというと、あの細~く乾燥させた、うっかり触るとポキポキ折れちゃう、あれを思い出すはず。
対して生は、乾燥させてない、という意味。
乾燥は長い期間、保存することが目的なのであって、すぐに食べるなら乾燥させる必要もないでしょう、という話なのか真意は分からぬが、メリットは大きい。
生のそうめんは、乾麺よりも食感がもっちり、喉ごしも滑らか。乾麺にはない美味しさが特徴なのだ。
で、お得なセットというのが上のとおり。
生そうめんはモノによって値段がちょっと違うが、一緒におにぎりを足すとセット価格が適用される。
かつ、おにぎりは単価が違うけど、どれを選んでもいいですよ、というウレシイ話。
おにぎりのラインアップは上のとおり。
どれも美味しそうで迷ってしまうという、これまたウレシイ悩み。
おにぎり1個+柚子めん(930円)
この日は、柚子めんに「梅くらげ」を。
各々の単品で購入したら計1,000円になるところ、930円って、ちょっと嬉しい。
いやいや、素敵なのは価格だけじゃない。
生そうめん、ほんとに美味しいんだ。筆者はそこが気に入っている。
麺の旨さは前述のとおり。
さらに、おダシが、あっさりとしていながら香味が抜群。
とくに、この日の柚子めんは、なめらかなおつゆが柚子の香りを引き立て、申し分なし。
ほか、近頃頂いたのは、以下に。
上画像:そば屋でもおなじみの「とりめん」も、岩崎農園ではひと味もふた味も違う。
風味がとても良い。
同店では、これをスタンダードに、トッピングを変えながらメニューのバラエティーを構成しているようだ。
上画像:目下、辛いラーメンにハマってる筆者が、当然のように手を出した「ピリ辛めん」。
文字通りの香味だが、これに生そうめんというのが、なかなかにイケる。あっさりとした鮮烈さがクセになりそう。
あれれ、ずいぶんと売れてしまってスカスカしてるが、店内には、すぐに買って帰れるおにぎり(包装済み)も販売している。
自社製品(お米)も、一応、という感じで並んでいるのもお茶目。
お店情報
店名:Rice&Noodle Bar 岩崎農園
住所:旭川市5条通8丁目 旭川はれて内
電話番号:050-8887-2032
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~22:00
定休日:水曜
駐車場:なし
こま弦
同店は、数年前に筆者がここで書いた「まちなかカレー」でも取り上げているが、「その後談」として紹介したい。
夜は居酒屋、に加え数年前より日中はスープカレーを出すようになったが、不定期と言いつつ今なお健闘しているご様子。
グラフィックの心得がある店主の、手書きメニューは相変わらず楽しい。
商品も大きな変化はないようだ。
さて、いつも燻製チキンか野菜のカレーを頂いているので、たまにはホルモンでも。
旭川ホルモンスープカレー(1,000円)
いつもながら、具の盛り付けが粋である。
まず目から楽しませるのは、料理として大切なポイントだということを、改めて気づかせてくれる。
ホルモンカレーだからホルモンが入ってるのは当たり前だが、そのホルモンのボリューム感がすごい。
食べても食べても出てくる、という感じ(笑)
かつ、ムッチムチな食感。噛むほどに滲み出るホルモンの旨味が、スパイシーなソースと溶け合う、この食べ応えは満足度かなり高し。
さらにホルモンを引き立てる脇役が、豊富な野菜たち。いや、その存在感は主役級でもある。
特にキクラゲとか、よく思いついたなと感心。これが味わいや食感に爽快なインパクトを残している。
ともかくは、どうにも美味しい、妙にうまい、と感じるこのカレー。
食べ進むうち、ふと、その理由が判明した。
そうか、ゴハンが違うのか。
何か混ぜてるのかと店主に尋ねると、玄米を使っているとのこと(メニューに書いてあったでしょ)。
どうりで。このカレーに滋味を感じるのはそのせいかと、深く感心した次第。
カレーは薬膳効果も期待できる料理と聞くが、まさにその通りかも。
お店情報
店名:こま弦
住所:旭川市4条通8丁目
電話番号:050-5869-7420
営業時間:スープカレーはランチタイムのみ[月〜金]11:30〜14:00
駐車場:なし
ホテル クレッセント旭川
昨年より、ホテル本体の方で大きな工事があったようで全館休館。だが年が明けて、ふと気づくと営業を再開したようで、ってことはレストランも再開かなと安堵。
尋ねてみると、ランチ営業のみ再開とのこと。
入り口横の、このサインの内容もそのまま継続されるようだ。
※しかし春には値上げ予定とのこと
ってことで、先ごろ、お邪魔した次第。
ちなみに、館内に掲示してあったが、このメニューのほかに、「お子様ランチ(1,100円)」もあり。内容はとても美味しそうなのだが、利用はオトナ不可。
スープ、サラダはバイキングスタイルで。
これをつまみつつ、料理を待つ。
それにしても、久々のクレッセント(レストランは「フォーシーズン」という)。
天井が高くて落ち着けるなぁ〜。ホテルっていうだけで、テンション少しだけ上がるね。
たまたまお邪魔したときの、日替わりAランチ(洋食)は「海鮮焼きカレー 温玉添え」。
日替わりBランチ(和食)は、味噌カツ。
これね、AにしようかBにしようか、迷いますよ。
でも、迷うのも食事の楽しいところ。
こんな感じでAとB、レストラン入り口にメニューが提示されている。
しかも1ヶ月分の予定がずらり。これだと、先々の予定も決めやすいね。
※メニューはホテルのホームページでも公開中
食後はコーヒーでゆったり。
あ、ドリンク(バイキング)は、食後に限らず、好きなときに利用可能です。
お店情報
店名:ホテルクレッセント旭川
住所:旭川市5条通8丁目
電話番号:0166-27-1111
レストラン営業時間: 11:30~14:00
定休日:土・日曜、祝日
駐車場:食事2000円以上の利用で優待指定Pあり
ランチな後記
いかがでしたか。
テイストは違っても食べ応えは甲乙つけ難し。
徒歩数分というエリアの中に、こんなに色々あるのが「まちなか」ならではの面白さだと思います。
さあ、どこに行こうか。迷うのもまた楽し、ですね。
美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。
・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター