神楽岡公園・上川神社
出典:都良(TORA)
改めてご紹介するまでもなく「神楽岡公園」は、旭川市民の憩いの場ですよね。約41ヘクタールの敷地には、ナラやドロノキ、ニレ、そしてエゾヤマザクラなどの樹々が茂っています。
神楽岡公園の敷地内にあるのが「上川神社」。特にお願いすることがなくても、公園内を散策した後に、心を落ち着けて神社で参拝なんていかがでしょうか。
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実は明治時代に、ここ旭川に「離宮」を建設する構想がありました。離宮とは、天皇陛下の別荘のようなもの。
当時の会計検査院長だった岩村通俊と北海道庁長官の永山武四郎によって、明治政府に上川に離宮を設置することが建議されましたが、実現されませんでした。もし、旭川市に離宮ができていたら、今の旭川はどのように変わっていたのでしょうかね。
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神楽岡公園から上川神社にかけてのエリアは、野生動物や野鳥も多く、カメラを持ったアマチュアカメラマンの人たちが多く訪れます。実は自分も、エゾリスの写真が撮りたくて、カメラを持って歩いたのですが、残念ながらこの日は会うことができませんでした。
こんな自然豊かな公園が、中心部のすぐ近くあるなんて、旭川って素敵ですよね。
外国樹種見本林
出典:都良(TORA)
旭川市神楽7条8丁目にある「外国樹種見本林」は、外国の樹木が寒冷な北海道で育つかを観察するため植栽された国有林です。最初に植栽されたのは1898年(明治31年)で、、北海道で最も古い外国樹種人工植栽地のひとつです。
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美瑛川に沿った18ヘクタールの敷地には、ヨーロッパアカマツ、ヨーロッパカラマツ、ストローブマツなど、52種約6,000本の樹木が育てられていて自然散策スポットとして、旭川市民に親しまれています。
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「外国樹種見本林」と言えば、旭川ゆかりの作家である三浦綾子さんの代表作「氷点」の舞台になった場所。外国樹種見本林の入り口には「三浦綾子文学記念館」があります。
「三浦綾子文学記念館」には、三浦綾子さんの本の数々や直筆の原稿などの遺品が展示されています。また併設されるカフェでは、「氷点オリジナルブレンド」のコーヒーなども楽しめます。見本林を散策した後に、ゆっくりコーヒーを味わってはいかがでしょうか。
北邦野草園
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嵐山にある「北邦野草園」は、12.25ヘクタールの敷地に600種もの植物が生育しています。入り口にある「嵐山公園センター」では、アイヌの人たちの野草の利用など関する資料も展示されています。
現在は、新型コロナ感染予防のため行われていませんが、例年は季節の野草や自然観察などの講習会が開催されています。
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上川アイヌの人たちは、嵐山を聖なる地とあがめて、オサラッペ川や石狩川の川筋にコタン(集落)を作って住んでいました。その文化や歴史を伝えるため、「北邦野草園」の入り口には、旭川市博物館の分館「アイヌ文化の森 伝承のコタン」もあり、アイヌの住居「チセ」や食料庫「プー」など3棟が復元されています。
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「北邦野草園」の園内には、全長5.2kmの散策路があります。散策路は30分、1時間、2時間と3つのコースがあり、体力や時間に合わせて散策を楽しむことができます。
また、嵐山の頂上にある展望台からは、大雪山連峰をバックに旭川市を一望することができます。
まとめ
今回は、旭川で自然散策を楽しめるスポットを3カ所ご紹介しました。森林浴には、心と体に良いさまざまな効果があるといわれています。ぜひ、皆さんも野鳥の声を聴きながら自然の中を歩いてみませんか。
フリーのWEBライター。