幻の道路『チョボチナイゲート』とは?
普段はゲートが閉まっていて通行する事ができません。
旭川の隣町、東川町にあるこの道路、道道1116号線(富良野上川線)の一部区間は、冬の間は積雪のため、そして普段は地滑りの恐れがあるため、1年のほとんどの期間が通行止めとなっています。
開通するのは1年のうちわずか1ヶ月程度。
そういった理由もあり、いつの間にか「幻の道路」と呼ばれるようになりました。
ただし、この道路には途中の橋から見ることができる非常に美しい絶景ポイントがあり、単なるなかなか通れない道路ではない魅力を持ち合わせているのです。
また、通れる期間が紅葉の時期と重なることもあり、その希少さも兼ね合って多くの人々を魅了しています。
このゲートが開くのは、1年のうちのわずか1ヶ月あまり。
今年は10月12日まで通行可能なようです。
チョボチナイゲート側は道幅が狭いので走行には注意が必要。
道路はチョボチナイゲート側の区間で幅員が狭い区間があり、運転には注意が必要となります。
自動車同士が行き合うのがやっとの道路幅で、ところどころに待避所が設けてありますが、この区間でのスピードの出し過ぎには特に注意して下さい。
ただ、大半の区間は2車線の走りやすい道路ですのでドライブには支障ないかと思います。
2車線区間は道路幅に余裕があり、走行は快適です。
これから紅葉が進むと、さらに美しくなるかも?
絶景スポット「嶺雲橋」周辺
コース最大の見どころ「嶺雲橋」付近は、まさに絶景スポット!
このコース最大の見どころは、なんと言っても「嶺雲橋」周辺です。
写真のように少しカーブを描きながら架けられている嶺雲橋ですが、橋付近からの眺めは素晴らしく、かなり遠くまで美しい景色を一望することができます。
嶺雲橋周辺の様子
遠くまで美しい景色を一望できます
道道1116号線(富良野上川線)『幻の道路』の場所
さて、そんな『幻の道路』と呼ばれている道道1116号線(富良野上川線)ですが、決して幻ではなくもちろん実在しています。
普段通れない区間は「チョボチナイゲート」から「東川北7線ゲート」までの区間ですので、この両方のゲートの場所の地図を下に記しておきますのでご参照ください。
東川市街から旭岳方面に向かい、忠別湖北岸を通り忠別ダム管理事務所を超え、トンネルを抜けて少し進んだ左手にチョボチナイゲートはあります。
長期間不通区間になるのは、この『東川北7線ゲート』から『チョボチナイゲート』の間の区間です。
ゲート入り口付近には開通期間が表示されます。
また、反対側にあたる東川北7線ゲートは、旭山動物園方面からベーパン地区を抜け、21世紀の森方面へ向かい、瑞穂ゲートを目印に進むとわかりやすいと思います。
旭川の21世紀の森側から入るには、この瑞穂ゲートが目印
瑞穂ゲート側からチョボチナイゲート側へはこのルートでOK
道道611号線を使えば東川市街へ抜けることも
まとめ
いかがでしたでしょうか?
幻の道路と呼ばれている道道1116号線(富良野上川線)一部区間ですが、幻ではない美しさがそこにはあります。
嶺雲橋周辺はもちろんですが、この道路自体が持つ独特の雰囲気と景色の良さは一見の価値があると思います。
秋の紅葉ドライブコースに、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか?