熊牧場に火山科学館!洞爺湖周辺にある家族で学んで楽しめるオススメ施設をご紹介!

熊牧場に火山科学館!洞爺湖周辺にある家族で学んで楽しめるオススメ施設をご紹介!

HOKKAIDO LOVE!割の期間が7月14日まで延長されました!こりゃもう遠出の大チャンスですよね!洞爺湖方面なら温泉やグルメもたくさんありますし、体験型の施設もいっぱいあります。今回は、そんな洞爺湖周辺の家族で学んで楽しめる施設をご紹介致します!


洞爺湖ビジターセンター 火山科学館

Photo:らくださん

洞爺湖ビジターセンターは洞爺湖温泉街の一角にあります。

「環境省」の名前がマブシイ、大変立派な施設です。

Photo:らくださん

施設内は無料の「洞爺湖ビジターセンター」の部分と、有料の「火山科学館」の二つに分かれています。

スペースはかなり広く取られており、展示物や紹介されているものも豊富なので、無料の洞爺湖ビジターセンターだけを見ても十分見応えのある内容になっています。

Photo:らくださん

洞爺湖周辺の野生の動植物について、剥製などを用いて詳しく紹介されています。

展示物としての見た目のわかりやすさもあり、自然に対して親しみを感じやすくなりますね。

パネルにも情報がたくさん書かれているので、すごく学びになります。

Photo:らくださん

屋内施設ですので、悪天候や寒暖のキビシい時でも安心して見学できるというところも魅力ですよね。

Photo:らくださん

もちろん有珠山の情報もたくさん紹介されています。

ビジターセンターのすぐ外が有珠山ですから、身近というより目の前といった雰囲気ですね。

Photo:らくださん

館内でひときわ目を引くのが、吹き抜けをブチ抜いたような大きなパネルです。

1977(昭和52)年8月7日に有珠山の噴火で観測された噴煙の高さは高度12000mにも達したそうで、その規模の大きさを表したのがこのパネルでした。

ちなみに前回2000年の噴火の際の噴煙の高さは火口から500mほどだったようですので、1977年の噴火がいかに大規模だったかということがわかりますね。

Photo:らくださん

ビジターセンター内に火山科学館が併設されています。

こちらは入館料が必要になりますが、中には大変興味深いものがたくさんありますので、訪れた際は是非体験して行って頂きたいです。

Photo:らくださん

やはり1977年に起きた噴火が大変な規模だったようで、上の写真左側にある体感コーナーでは、噴火当時の雰囲気が音と映像でリアルに再現されています。

また、火山のクイズに答えるようなコーナーや、避難所での生活についての展示もあり、楽しみながら学ぶことができます。

Photo:らくださん

Photo:らくださん

展示物としては、過去に噴火が起きた際の火山弾や噴石などが駐車してあった軽トラックを直撃したそのままの状態で展示されているのに驚かされました。

荷台に当たった噴石は相当な勢いで落ちてきたらしく、丈夫に作られた荷台を歪ませるほどでした。

Photo:らくださん

2000年に起きた噴火の様子を「有珠山噴火シアター」で見る事ができます。

3つのパネルで同時多箇所で起きた出来事が臨場感のある映像で紹介されています。

館内の撮影が禁止されていましたので、現場でご覧いただければと思います。

施設情報

住所:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142番5
電話:0142-75-2555
営業時間:09:00~17:00
火山科学館入館料(協力金):大人600円、小人300円
(ビジターセンターは無料)
休館日:12月31日〜1月3日
駐車場:あり

西山山麓火口 散策路

Photo:らくださん

洞爺湖ビジターセンターから少し離れた場所に西山山麓火口散策路があります。

周辺はジオパークとして保存されていて、被災した当時そのままの状態が保たれています。

地面が隆起した影響で、真っ直ぐだった道路が写真のようにデコボコになってしまっている状態を見る事ができます。

Photo:らくださん

上の写真を撮影した場所は元道路で、正面の建物の方向に道路は伸びていました。

一時停止の標識や電柱が道路の名残を見せていますが、隆起した地面に堰き止められて行き場を失った水が道路に溜まっているのがわかります。

自然の力は本当に凄まじいですね。

ちなみにジオパークを含めて西山山麓火口散策路は冬の間は立ち入る事ができません。

例年4月下旬頃から11月中旬頃まで解放されています。

写真は昨年秋に訪れた際に撮影したもので、今年のものではありませんのでご注意ください。

施設情報

オープン期間:4月下旬~11月中旬

昭和新山 熊牧場

Photo:らくださん

昭和新山の麓にあるのが昭和新山熊牧場です。

洞爺湖温泉街から車で少し走った場所にあります。

Photo:らくださん

熊牧場の入り口は、有珠山ロープウェイ乗り場のすぐ横にあり、わかりやすい建物のおかげで迷う心配はありません。

大きなクマのオブジェと剥製のクマが入り口で出迎えてくれます。

Photo:らくださん

まぁ、えーと、何とも言えない表情のクマですが、座高で2mを超えてそうなデカさが印象的ですね。

Photo:らくださん

熊牧場の入り口では熊に与える「エサ」が販売されています。

ビスケットは一つ100円、りんごは3つ入り一袋が200円です。

ビスケットは園内の自動販売機で追加購入できますが、りんごはここでしか買えません。

りんご10個入りのカゴも販売されています。

そんな、りんご10個なんて多過ぎでしょ?と思っていても、現場に行くとクマにあげたくなっちゃうのが不思議なトコなんですよね。

Photo:らくださん

さて、ここからいよいよ熊牧場に入ります。

足拭きマットのデザインもユーモラスな感じで洒落ていますね。

Photo:らくださん

入り口を抜けてすぐの場所に、まったく謎なセンスの「熊神社」があります。

さらに奥に進むとクマが見えてきます。

見えてきますが、下の写真のように、普段はかなりダレています。

Photo:らくださん

まったくヤル気のないクマさん達は、本当にダッラーンと寝ています。

起きているクマを探すのが大変なくらい、寝ています。

Photo:らくださん

えっ? 事故? 滑り台から落ちたの? と錯覚するくらい、ダラけて寝ています。

そんな彼らも、食欲には勝てないようで、好物のりんごをチラつかせると態度が豹変します。

この現金さがタマらなく可愛いですね!

Photo:らくださん

ビスケットにはそれほど強く関心を向けませんでしたが、りんごを取り出すと写真のように、ほぼ全員総立ちになります。

まさにスタンディングオベーション。(嘘)

「ヘイヘイ!りんごカモン!」と言わんばかりの姿勢でコチラのりんごを狙ってきます。

Photo:らくださん

完全にダラけていた滑り台の下の彼も、りんごに釣られてやや本気を見せ出しました。

ただ、このクマさんに関しては、これ以上アクティブな雰囲気は感じられませんでした。半身起こすのが精一杯だったんでしょうね。

Photo:らくださん

ワシにもなんかくれ〜的な顔でこちらを伺うクマさん。

写真下にある受け口から餌をあげる事ができます。

Photo:らくださん

クマの居る場所のすぐ近くまで行ける「人間の檻」と称したところがあります。

写真のようにビスケットを穴から転がしてクマに与えれる仕組みになっているので、かなり至近距離でクマを観察する事ができます。

Photo:らくださん

この距離感はなかなか楽しいですね。

基本的にクマさんは動作が緩慢なので、ビスケットをあげても結構な割合で見逃し、カラスに持って行かれています。

そのモッサリ感が結構可愛かったりします。

そんな感じで熊へのエサやりは非常に楽しいので是非やってみて下さい。

実際エサやりを体験してみて、りんごを半分に切るナイフがあれば便利だったかな?と感じました。

Photo:らくださん

すぐ隣には有珠山ロープウェイの乗り場もあり、山頂駅周辺からは雄大な景色を見ることができます。

乗り場駅周辺はお土産屋さんも併設されていますので、楽しい時間が過ごせます。

施設情報

住所:北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山183番地
電話:0142-75-2290
営業時間:09:00~17:00
入場料金:大人(中学生以上)900円、小人(6歳以上)500円
休業日:年中無休
駐車場:あり

洞爺財田自然体験ハウス

Photo:らくださん

洞爺湖温泉街から洞爺湖をクルリと半周したあたりに洞爺財田自然体験ハウスがあります。

名前の通り自然を体験する事ができる施設で、季節に合わせてさまざまなイベントが用意されています。

Photo:らくださん

施設内には洞爺湖周辺の動物や植物に関する資料がたくさん展示してあります。

それぞれの展示物が凄く丁寧に作り込まれているので、自然に対して親しみを感じ取りやすくなります。

Photo:らくださん

自然や環境についてについての説明がとてもわかりやすいので、パネルを見ているだけでも楽しみながら学ぶ事ができます。

水槽には小さな生き物が飼育されていて、洞爺湖の生き物を身近に観察することができます。

Photo:らくださん

施設内部にはドングリや松ボックリなどを使った工作キットのようなものが用意されていました。

Photo:らくださん

また、洞爺湖ビジターセンターとの間でスタンプラリーも開催されています。

スタンプラリー参加で条件を満たすと、上の写真のような景品を頂く事もできます。

自然の木の枝で出来たエンピツは、ちょっと面白く感じました。

Photo:らくださん

施設のすぐ外には洞爺湖があり、静かな雰囲気もあり景色も綺麗で素晴らしいロケーションでした。

洞爺湖の温泉街からは少し離れていますが、自然と触れ合える良い環境ですので、是非こちらにも足を運んでみましょう。

施設情報

住所:北海道虻田郡洞爺湖町財田3番地
電話:0142-82-5999
営業時間:09:00~17:00
(12:00~13:00まで一時休肝する場合があります)
入館料:無料
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
駐車場:あり

HOKKAIDO LOVE!割 について

HOKKAIDO LOVE!割は、北海道旅行代金の一部補助が受けれたり、クーポンがもらえたりする大変おトクな旅行支援事業です。

あとがき

洞爺湖周辺はとっても魅力的な観光地でもあります。

立派なホテルや温泉施設、レストランなどもありますので、延長されたHOKKAIDO LOVE!割などをうまく使いながら、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

この記事のキュレーター

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