台湾って、どんな国?
出典:asatan
『台湾』と聞くと、まず浮かぶのは何でしょう?
大ブーム真っ只中のタピオカ?
やけどしそうなくらいアツ旨い小籠包?
公開から18年が経過した現在でも、日本映画の興行収入1位の記録を持つ千と千尋の神隠し?
いずれにしても、台湾は異国情緒たっぷりでと~っても魅力的な場所なんですよね。
しかも驚くべきは、旭川空港から直行便があり、しかも4時間40分という短時間で気軽に行けちゃうこと!リーズナブルなツアープランもたくさんあります。
そこで今回は!過去に2度、旭川から台湾へ旅行した経験のある私、えすたん(20代・女子)が、肌で感じた台湾の魅力を数回にわたってお伝えします。第1弾は『台湾留学サポートセンター』さんに教えていただいた台湾の基本情報を、私の体験談とともにざっくりお届け!
■人口は?
「2,358万人(2018年時点)です」
(以下筆者コメント)
台湾に行くと感じます。「人、多ッ!」って…。
というのも、なんと台湾、2011年には人口密度が世界2位と発表されていたんですよ。(ちなみに1位はバングラデシュ)そりゃあ、人多いですよね。現地で聞いた話ですが、台湾は自炊するよりも外食する方が安い、とか、共働きが多い、などの理由で、外食する人が本当に多いんですって。街を歩いていて「人が多い…」と感じる要因はそれかな?と思います。
■言語は?
「中国語(マンダリンと呼ばれる北京由来の標準語)、台湾語(福建省に近い方言)、客家語(広東省由来の方言)などです」
(以下筆者コメント)
『台湾語』が方言を指すのが驚きですよね~!メインで使われるのは中国語ですが、旅行するのに中国語がわからない…と不安がる必要はありません!台湾は親日国なので、観光地に行けば日本語で話しかけてもらえることがかなり多いです。ただ、日本語がまったく通じない場合は、つたない英単語でもだいたいいけます。いよいよの場合は、翻訳アプリで。いずれにしても、過去2回の旅行で「通じなくて困った…」なんてことは1度もありません。
■主食は?
(『牛肉麺』これで600円くらい)
出典:asatan
「米・餃子・麺・饅頭(マントウ:蒸しパン)・パンなどです。特に麺類は種類が豊富です」
(以下筆者コメント)
台湾といえばグルメの街!代表格は飲茶ですが、上記にあるように麺類も豊富なんです。私も実際に現地で食べたもので、1番おいしい!と感じたのが『牛肉麺』という肉うどんのようなお料理。醤油ベースの牛骨スープにうどんよりもコシが強い麺がよく合って、チャーシューのような牛肉もおいしかった…。
■物価は?
「地域によりますが、日本の3分の2程度です。ただし、交通費や食費などは日本の半分程度です」
(以下筆者コメント)
リーズナブルなグルメが楽しめる『夜市(よいち)』と呼ばれる屋台街がいくつもある台湾。本当に安くておいしいものの聖地です。実際に士林(しりん)夜市で飲んだ、人気店『TIGER SUGAR』の黒糖タピオカは、日本円で190円くらい。しかも、さすが本場…。タピオカがぷりっぷりでおいしすぎるんですよ。「タピオカってこんなにおいしいんか…」と日本で飲みまくっている私でも思いました。あと、定番の臭豆腐なんかは、ボリュームたっぷりなのにひと皿で170円~200円くらいのところが多かったです。
(人気店でも200円しないのが普通!)
(一食200円は安すぎる…!!!)
交通費は、特にタクシーが安くて感動。1.25kmまでの初乗りで、270円くらいでした。ここまで安いと、旅行中はメインの交通手段にしてしまっても平気ですね。でも当然バスや地下鉄はそれ以上に安く、どちらも安くて70円~80円、高くて200円~250円くらいです。
■名産品は?
出典:asatan
「台湾茶・パイナップルケーキ・からすみ・ドライフルーツ・果物全般などです」
(以下筆者コメント)
台湾の茶芸教室で『お茶セミナー』に参加したことがあります。おいしいお茶の淹れ方を教わり、標高の高い場所で採れる新鮮な茶葉を使った『高山烏龍茶』や、発酵度が高くて紅茶のような味わいの『東方美人茶』など、台湾茶の試飲をた~くさんしてきました。その結果、茶葉を爆買い。透き通った緑色の高山烏龍茶が本当においしくて。価格は、ティーバッグ6個入りで660円くらいでした。
(『アップルマンゴー』これで520円くらい)
出典:asatan
南国フルーツも有名な台湾。特に『アップルマンゴー』が最高にうまい、うますぎます…。前回行ったのが6月下旬だったので、ちょうど旬。「マンゴーってこんなにとろけるのか?」と一同大感動でした…!ただ台湾人ガイドさんに言われたのが「夜市で生のフルーツを食べると、高くつくからあんまり勧めない!」ということ。レストランや果実店で食べるのがいいみたい。
■名所は?
「台北なら故宮博物院・中正記念堂・国父記念堂・台北101などです」
(以下筆者コメント)
回答のうち、国父記念堂以外はすべて行ったことがあります!なかでも思い出に残ったのは、故宮博物院(こきゅうはくぶついん)。世界4大博物館のひとつで、館内には中国歴代皇帝の至宝が69万点も収蔵されているんですよ。お城みたいな見た目で、漫画の『キングダム』に出てきそうだ…って。あまりの非現実感に終始うっとりでした。
■平均年収は?
「大卒の平均年収は60.53台湾元≒約240万円です。大学院進学率は約55%ですが、大学院卒の平均年収は97万元≒380万円(2017年時点)です」
(以下筆者コメント)
今回この回答をいただいた『台湾留学サポートセンター』さんで、台湾留学の費用を聞いたことがありますが、ほかの国と比較すると、とんでもなく安いんです。まず、台湾の私立大学は入学金がかからないんですよ。それに、授業料・寮費・生活費・交通費を全部込みにしても、入学から卒業までの4年間でかかる費用は300万円以下だそう。これを日本の私立大学に置き換えると、優に3倍はかかる計算になります…。平均年収は日本と比較しても、あまり当てにならないということですね。
■主な移動手段は?
(「台湾の渋谷」と呼ばれる西門町にて)
出典:asatan
「駐車スペースに限りがあるので、特に都市部では原付バイクが多いです。ほかの、MRT(メトロ)・バス・タクシーなどは日本より安く、自家用車所有率は3人に1台という割合です。また、最近はエコの観点から若者を中心に自転車(レンタサイクルのYouBikeなど)での移動が流行しています」
(以下筆者コメント)
どこもかしこも、とにかく原付バイクが多い!カップルで2人乗りしてデートするのも定番なんだとか。最近は街のいたるところで充電ができる、電気のバイクも流行してるんですって。実際に充電中のバイクを何台も見かけましたよ。若い世代は特に、エコの意識が強いみたいです。
■大学が多いのはどうして?
「小さな国なので1人1人が高い教育を受けることで、国際的にも競争力のある人材を育成するという国策により、多くの大学が存在します。それにより、競争の中でより質の高い大学環境を整えることもできています」
(以下筆者コメント)
先ほどお伝えしたように、台湾の大学は学費がめちゃくちゃ安い!そして、多いんです。選択肢もたくさん。日本から進学する人もすごい勢いで増えていて、2019年は全国から350人の高校生が、台湾へ進学する予定なんですって。ちなみに旭川からは12人!多いですよね。
安いだけで台湾へ?何を学ぶの?って、思うじゃないですか。まず、大前提として日常会話はすべて中国語です。しかし驚くことに、授業はほぼすべて、英語なんですって。必然的に2か国語が身につくわけです。当然大学ですから専門分野も学びます。そんな環境に4年間耐えた学生は、日本企業からも引く手あまただそう。人気の理由がわかりますよね。
■親日国なのはどうして?
「日本に統治されていた50年の間、日本が台湾の発展に欠かせないインフラ整備(鉄道や教育など)を行なったことが肯定的に捉えられています。日本文化に触れる機会も多く、90年代には「哈日族(日本が大好きな人達)」による日本ブームも起こりました。訪日台湾人観光客は年々増えていて、昨年は過去最高の475万人。リピーターも多いです。台湾人は日本人のモラル教育(災害時にもきちんと列にならんで配給を待つなど)や清潔さ(町にゴミがないなど)に憧れがあるようですよ」
(以下筆者コメント)
先にも述べましたが、台湾に行くと必ずと言っていいほど、現地の方に日本語で話しかけてもらえます。時には「日本人ですか?」と聞かれることも。それくらい日本に対して好意的なので、過ごしやすいです。
■おわりに
今回は「台湾ってどんな国?」編を、私の実体験を踏まえてお届けしました。いかがでしたか?行きたくなってきましたか?
リーズナブルにおいしいものを、そして長い伝統・歴史を楽しめる台湾。ぜひ旭川から気軽に遊びに行ってみてくださいね。次回は旅行前の旭川空港での過ごし方についてお届けします!
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