しっぱい なんか こわくない
出典:いえろー
NASAの女性飛行士が国際宇宙ステーションから地球の子どもたちへ読み聞かせをしたことで話題になった絵本です。
世界一のエンジニアになりたい”ロージー”は小学校にいる間は大人しい女の子。
でも放課後1人になると活発になり、メカ作りに没頭します。
そんな”ロージー”ですが、小さなころ大好きなおじさんのために作った”ヘビたいじヘルメット”を大笑いされて、メカ作りをやめてしまいました。
ある日、飛行場で働くおばあさんと出会います。
「空を飛んでみたい」というおばあさんの夢を聞いて、”ロージー”は再びメカ作りを始めます。
試行錯誤のうえ、空飛ぶ飛行機”チーズコプター”を完成させるも少しだけ飛んで墜落してしまいました。
それを見たおばあさんからは大笑いされますが、おばあさんからは思ってもみなかったことを言われて”ロージー”は大切なことに気がつくのでした。
■しっぱい なんか こわくない”の感想
日本では今だに失敗は”恥ずかしいこと””失敗することがいけないこと”という風潮があります。
みなさんも会社で働いていて、そう感じるときありませんか??
僕も仕事で使えそうな技術を身につけるために、練習しているのですが”ロージー”のように失敗の連続です。
そんな時にこの絵本に出会って、おばあさんの一言で心を揺さぶられました。
「失敗は大成功のもと」「失敗しても、くよくよせず次の行動に移す大切さ」を子供に伝えるのに最適な一冊です!
失敗をして落ち込んでいる大人の方にもぜひオススメ!
オヤジの海
出典:いえろー
海が大好きな少年”コエタロウ”が、”オヤジの波”という大きな波に波乗りにチャレンジします。
”オヤジの波”に乗れるよう何度もチャレンジしますが、いつも失敗してしまいます。
”コエタロウ”があきらめかけ、最後にもう一度チャレンジすると…
■”オヤジの波”の感想
”コエタロウ”が何度も挑戦する姿と、やっと達成した時の気持ち良さがすごく伝わる絵本です。
”オヤジの波”は自分の父親を超えろという作者の隠れたメッセージとも思えます。
大人が読むと何か新しいことを始めてみたくなるのではないでしょうか??
“オヤジの波”の絵のユニークさにも注目です!
ぐるんぱのようちえん
出典:いえろー
大きなゾウの”ぐるんぱ”はジャングルでひとりボッチでした。
そこでみかねた他のゾウ達が”ぐらんぱ”を働きに出します。
いざ働いてみますが、ビスケット屋さん•お皿屋さん・靴屋さん・ピアノ屋さん・車屋さんでは、どれも大きなサイズの商品しか作れなくて、追い出されてしまいました。
そのあと12人の子どもをつれたお母さんに出会い「子ども達と遊んで」とお願いされたことが、きっかけで"ぐるんぱ"はステキな幼稚園を作ります。
■”ぐるんぱのようちえん”の感想
じつは”ぐるんぱ”が昔の僕に重なる部分が多くありました。
みなさんもありませんでしたか??
誰かの役に立とうと頑張って行動してみても失敗して怒られてしまう…
でも自分の得意なことが、必要とされている人に出会えたときすごく嬉しいですよね。
失敗してもふて腐れず、諦めないで行動することの大切さを思い出させてくれる1冊です。
ご紹介した絵本は旭川市中央図書館で借りれます
今の時代、働いているお母さんが多くお子さんとの時間をなかなか作れないと思って絵本のご紹介をいたしました。
今回ご紹介した絵本は、ご家庭の負担にならないように全て旭川市の図書館で借りることのできる絵本です。
お母さんの絵本を選ぶ時間の節約と手助けになれたら幸いです。
■施設情報
住所:北海道旭川市常磐公園
電話:0166-22-4174
開館時間:【平日】9:30~19:00 【土曜日、日曜日•祝日】9:30~18:00
休館日:月曜日(月曜日が祝日のときは、その直後の祝日でない日)/ 毎月末日(末日が土曜•日曜•月曜にあたるときは月末の金曜) (その他、図書特別整理期間などで休館の場合があります。)
駐車場:あり
登山と筋トレが趣味です。
アウトドア好きに見られがちですが、実際は読書をしていたりとインドアな活動の方が多いです(笑)