【肉にマヨポン】 三日月
チャーシューを使ったゴハンなら、チャーマヨ丼が今やラーメン屋のスタンダード。
だが、三日月はちょっと他店とは設えが違う。
今回のピックアップは「にくめし」だ。
まず、サイズの選択肢が3つあるというのが良い。
にくめし 小(300円)
上画像、ちょっと分かりにくいが、小サイズ(300円)。これね、茶碗の底の方に、ささやかに盛ってあるという感じ。普通のゴハン1杯に対する「小」だ。
だからといって、「ちょっとしかない」とは意味が違う。丁寧にコロコロチャーシューを盛り付けてあるので、質素なイメージはないでしょ。
なので「満腹になりたいわけじゃない。美味しそうだし、ちょっと食べてみたい」的なニーズに合っている。
もちろん、もっと食べたければ、相応の盛りが用意されているので、サイズ感はお店の方に尋ねてみるとよい。
穏やかな味のチャーシュー。この旨味をネギが引き立てる。
さらに、それらの下には海苔が仕込まれているという、丁寧な仕事だ。
一旦、味見をした後、筆者は「マヨポン」で味変を試してみる。
マヨポンは、マヨネーズとポン酢を合わせた、新感覚の味わいだ。筆者も自宅でよく作るが、特に肉類とよく合う、なかなか使えるヤツなのだ。
期待通り、にくめしにマヨポンは好適。
マヨだけならちょっと「くどいかな?」というところに、ぽん酢の甘酸っぱさがこれを緩和。肉の旨味を引き立て、困ったことに食欲までも引き立てる。
ああ、遠慮せずに「中」にすればよかったなと、ちょっと後悔する筆者なのだった。
お店情報
店名:らーめん 三日月
住所:旭川市3条通22丁目
電話:0166-35-1510
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~20:00
定休日:月曜
駐車場:あり
【オニギリふう】 むすび家
こちらのゴハンメニューも肉系だ。
刻みチャーシューの活かし方が面白い。
何やら「きざみチャーシューまつり」的なラインナップだが、どれも工夫が凝らしてあって気を惹くね。
という中から選んだのは、ラーメンと一緒に気軽に食べられそうなもの。
肉マヨ(350円)
届いた肉マヨは、イメージよりも若干大きいかな、という印象。
一瞬、手巻き寿司の「ツナマヨ」のようにも見えるが、あるいは肉味噌のようにも(いずれもあくまで筆者の印象です)見えるが・・・
その味わいは、あくまでチャーマヨだ。
が、メニューにも書いてあった「きざみチャーシューとマヨ和え」は、けっこう練ってあって、よくあるチャーマヨとは食感が違う。
これが食べやすいオニギリになっていて、海苔の風味とともに、ああゴハン(お米)が旨い!と食欲は完結する。
画像で見ると、何やら味が濃そうに見えるかも知れないが、意外に控えめで、ラーメンの味を邪魔しない。その点、副食としては好適かも。
お店情報
店名:らーめん むすび家
住所:旭川市旭神2条4丁目
電話:0166-60-5131
営業時間:11:30~15:00
定休日:日曜・月曜
駐車場:あり
【カレー系】 麺屋あさひ
すっ、すっと下にスクロールしてきた方は、下の意表を突くゴハンの画像にびっくりしたかと思います(笑)
かつて人気店のあった場所に、昨年開業した店主はかなりの実力派(店の人気が証明してると思います)。
提供するゴハンも、ご覧のように非凡そのものだ。
注文したのは「カレーたま丼」なり。
カレーたま丼(350円)
ちなみに、ゴハンメニューは3種。
上のカレーたま丼の他、牛たま丼(400円)、チャーシューマヨたま丼(350円)がラインナップ。
どれも卵にこだわりを見せている。
あ、ライスというのもあるので4種ですかね(笑)
カレーはルウの多いキーマカレーという感じ。
スパイシーではあるが、辛い!ということはないと思う。
ともかくは「たま」が良い!卵黄が溶け込んだカレーは、まったり感の沼。
カレーに卵というのはよくある手技だが、同店の丼用のカレーは、特に卵黄との相性が抜群だ。感服。
ライスはご飯茶碗で軽く1杯ほどだが、とにかくさらさらと行けてしまう。
それにしても、カレーって危ないよね。旨いと思った瞬間、もうスプーンが止まらない。
おかげでラーメン食べるのを忘れてしまいそう(笑)
お店情報
店名:麺屋あさひ
住所:北海道旭川市豊岡15条7丁目
電話:0166-76-6074
営業時間:11:00~14:30 / 17:30~20:00
駐車場:あり
ご馳走様な後記
いかがでしたか。
今回は店主の創作意欲がカタチになったゴハンがずらり。
いやはや、近頃のラーメン屋さんは、ラーメン以外にも楽しみがある、何とも付加価値の高いグルメスポットですよね。
みなさんもラーメン店にお出かけの際は、ぜひラーメン以外のメニューを吟味してみてはどうでしょう。思わぬ逸品に出会うかも知れませんよ。
第3弾はこちら
【どっちが主役 !?】ラーメン屋の旨いゴハン3杯 | asatan
https://asatan.com/articles/4646【掲載ゴハン】 えぞふくろう 『高菜ごはん』 ・ 拉麺 鷹の爪 宮前店 『龍飯』 ・ 工房加藤らーめん 神楽本店 『いつもの』
美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。
・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター