個性派ぞろいのラーメン
【らーめん八海】は、1999年に、緑が丘にあるサニープラザあたりにオープンし、2年後の2001年2月に、現在の嵐山通りに移転しました。
出典:asatan
オープン当初から、旭川産の豚骨を10時間以上コトコトと煮出したトンコツスープと、別鍋で炊いたタラやアジ節、きのこ類・香味野菜のダシをプラスしたダブルスープ。
そのスープと味に合わせ、オリジナル麺を使用し、縮れとストレートの2種類を使い分けています。
■「らーめん八海」の名を1番最初に広めた【塩とんこつ】
北海道の旭川において博多流細麺ストレートの先駆け的ラーメンです。
博多長浜ラーメンに感銘を受けた鈴木店主が試行錯誤のすえに生み出した至極の1杯。
縮れ中細麺が多い旭川でストレート細麺の塩とんこつラーメンは、コクがあるのにしつこさがなく、後味はあっさりとしているので、スープは最後の一1滴まで飲み干せます。
塩とんこつ/730円
当時、旭川で食べる塩とんこつラーメンとは一線を画した旨さは瞬く間に広がり、ラジオパーソナリティや媒体紙の編集長など地域の業界人が足しげく食べに通っていたようです。
今も、その旨さは変わらず、【塩とんこつ】しか食べない常連もいるとか。
■意表を突かれたスープが冷たい【冷たい醤油ラーメン】
夏の定番だった「冷たいラーメン=冷やしラーメン」の概念を覆すのが冷たい醤油ラーメンです。
10年ほど前に初めて新メニューとして夏に登場したので、食べたことのある人も多いでしょう。
もちろん夏期限定メニューなので冬は食べられませんが、食べたことのない人は騙されたと思って1度は食べて欲しいラーメンのひとつです。
冷たいラーメンって聞くと、スープがないつけ麺的な…あるいは冷やしラーメンみたいなツユをかける的なラーメンをイメージしますよね?
全然、違います!
たぷたぷの醤油スープは、どんぶり一杯にちゃんと入っているんです!
冷たい醤油ラーメン/750円
冷たさ、伝わりますか?
スープの爽やかさ、伝わっていますか?
食べたことのない人には、残念ながらスープの冷たさ、すっきり爽やかな味、麺に絡みつくスープのコクはわからないかもしれません。
だって同様のラーメンを他店で見たこと食べたことないですから。
まさに【らーめん八海】でしか食べられない1杯なんですよ。
■相性の良さを実感する【愛のきのこラーメン】
きのこの里 愛別産の生きくらげ、舞茸といったきのこがたっぷり入った、きのこ好きにはたまらないラーメンです。
愛別町出身の鈴木店主が、地元の幼馴染みの「きのこの美味しさを広めたい」との思いを受けて作ったんだとか。
そのため、生きくらげがカットせずにそのままゴロッと4つ、高価になりつつある舞茸も贅沢なまでにどっさり入っています。
愛のきのこラーメン/880円
きのこ好きじゃなくとも食べたら病みつきになるほど、舞茸の香りと、コクのある香り高い醤油との相性の良さを感じる1杯です。
そのまま最後まで完食するのもいいですが、ガーリックパウダーをお好みで振りかけると、よりスープの味が際立ち一層きのこが美味しく食べられますよ。
■超絶激辛ラーメンの完成形【紫の死神】
「そのメニュー名は何ですか?」と突っ込みたくなるラーメンですが、激辛好きのために2019年に行きついた至極の1杯です。
世界一辛い唐辛子としてギネスに認定されている【キャロライナー・リーパー】って知っていますか?
「リーパー」という言葉に死神という意味があるようですが、素手で持つのはもちろん、防護マスクをして調理した方がいいとまで言われている、めっちゃ危険な唐辛子です。
その【キャロライナー・リーパー】のパープルで作ったのが【紫の死神】です。
パープルは、あまり日本では流通していないようですが、普通の【キャロライナ・リーパー】より、さらに辛い!
【らーめん八海】では、以前からピッキーヌやジョロキアといった店で使う唐辛子を北海道三笠市の農家さんで専属に作ってもらっていたことから仕入れられているとか。
紫の死神/1,000円
辛さは、中辛からOK。
辛さ調節ができるので辛さ無限大まで作れるらしい(^^;
その辛さ、耐えられると思えないので食べたことはありません。
だから、どんな味か紹介できませんが、辛いもの好きな方は、自己責任のもと食べてみてください。
らーめん八海 基本情報
店名:ラーメン八海
住所:北海道旭川市緑町12丁目
電話:0166-55-8880
営業時間:11:00~20:00(平日15:00~17:00閉店)
定休日:火曜日
駐車場:あり
まとめ
個性的なラーメンばかりをピックアップしましたが、普通のラーメンももちろんあります。
毎年2月には移転オープン周年イベントを開催しています。
ちなみに2020年は、2月5日(水)・6日(木)の2日間です。
塩とんこつ、塩、醤油の各ラーメン400円、味噌ラーメン500円で食べられます。
(両日250杯限定)
この記事読んで【らーめん八海】に興味がわいた方、周年イベントに行ってみては?
asatan公式アカウントです。
旭川とその周辺地域に関連するイベント、グルメ、観光、くらしに役立つ情報などなど、ドシドシご紹介しますのでお楽しみに!