旭川大雪観光文化検定1級のライターが紹介する0円で楽しめる旭川観光 | asatan
https://asatan.com/articles/1881旭川市民の方はよく「旭川に来たって動物園以外に見るところないしょ」って言いますが、いえいえ地元に住んでいると気づかないだけで、魅力ある観光スポットがたくさんあるんですよ。今回は、その中でもタダで楽しめるスポットを3か所ご紹介します。
北鎮記念館
陸上自衛隊旭川駐屯地隣りに建てられた「北鎮記念館」には、屯田兵とかつて軍都として栄えたころの旭川をしのばせる第七師団に関する資料がたくさん展示されています。
北海道の開拓や防衛の歴史を物語る貴重な資料が約2,500点も収蔵・展示されているのに、なんと無料で観覧できます。
しかも、希望すると係の自衛官の方が展示物や歴史について説明してくれます。
観覧料が無料でも、今まではあまり観光客が訪れることがないスポットでしたが、人気コミック「ゴールデンカムイ」に、第七師団が登場することから、最近では聖地としてゴールデンカムイのファンが多く訪れています。
建物に入ると、すぐ左手にはゴールデンカムイの作者「野田サトル」さんのサイン色紙も展示されています。
三八式歩兵銃や村田銃、軍服、アザラシスキーなど、ゴールデンカムイに描かれていたものが多数展示されています。
また、現在は、新型コロナウイルス感染症のため休止中ですが、ゴールデンカムイの衣装を着て記念撮影できる「コスプレコーナー」もあります。
施設名:北鎮記念館
住所:旭川市春光町陸上自衛隊旭川駐屯地隣り
電話:0166-51-6111
営業時間:4月~10月 9:0~17:00 11月~3月 9:30~16:00
定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
駐車場:あり
外国樹種見本林
三浦綾子の代表作「氷点」の舞台としても知られる「外国樹種見本林」は、外国種の樹木が北海道で育つかどうかを観察するために、約30種の樹木が明治31年に植栽された、北海道で最も古い人工植栽地のひとつです。
現在は18ヘクタールの敷地に、52種約6,000本の樹木が育てられています。
外国樹種見本林の入口には「三浦綾子記念文学館」があり、三浦綾子の作品・遺品が数多く展示されています。
「三浦綾子記念文学館」の入館には、入館料が必要で大人700円、学生300円です。
「氷点」では、「風は全くない。東の空に入道雲が、高く陽に輝いて、つくりつけたように動かない。ストローブ松の林の影が、くっきりと地に濃く短かった・・・」と登場します。
この他にも、バンクシャ松やドイツトーヒ、欧州赤松、ドト松なども小説に登場するので、探してみてはいかがでしょうか。
所在地:旭川市神楽7条8丁目
駐車場:あり
男山 酒造り資料舘
「男山」は、江戸時代からの350年もの歴史と伝統を受け継ぐ旭川の老舗酒蔵。
国道39号線沿いの本社には、無料で見学できる「男山 酒造り資料舘」が併設されています。
資料館では、江戸時代から残る酒造りの資料や古文書、浮世絵、酒造りのさまざまな道具などが展示され、また現在の酒造りの工程も学ぶことができます。
施設名:男山 酒造り資料舘
住所:旭川市永山2条7丁目1
電話:0166-47-7080
開館時間:9:00~17:00
休館日:年末年始
駐車場:あり
1階には試飲も出来る売店コーナーがあり、記念撮影用の半纏や前掛けなども無料で借りることができます。
以前、カザフスタンとキルギスから訪日した人をアテンドしたことがありますが、記念撮影で盛り上がっていましたよ。
まとめ
いかがでしたか?今回は、「旭川大雪観光文化検定1級のライターが紹介する0円で楽しめる旭川観光」の第2弾として、北鎮記念館、外国樹種見本林、男山 酒造り資料館と3つの観光スポットをご紹介しました。いずれも無料とは思えないような魅力的な場所ですよ。
フリーのWEBライター。