純喫茶めるし
中央図書館の近く、道北経済センター(商工会議所があるビル)の1階にある。昭和から営業している喫茶店だ。
純喫茶という言葉すら懐かしい。
入り口ではメニューサンプルが華やかにお出迎え。食事の店としての売りもあり、和洋にバラエティーある食事メニューがとにかく豊富だ。
元気なポップ。さあ、今日も頑張れそう。
律儀に並んだ、これが超スペシャルモーニングサービスセット 500円なり
トースト(バター)に、目玉焼き、生野菜のサラダが添えられている。朝ごはんとしては十分なボリューム感。減塩醤油というのが何気にウレシい。
厚めにカットしたトーストは食べ応えも満点。
完食しお腹も気分も満足。1日の気力、十分に補給できたかな。
もう一息ゆっくりしたいなと、コーヒーをお代わり(この店ではリピートというのか)したのだった。
ちなみに、グランドメニューにもモーニングサービスセットがある。メニューは以下のとおり。
《Aセット》
トースト・ボイルエッグ・コーヒー
《Bセット》
サンドウィッチ・目玉焼き・コーヒー
《Cセット》
ホットドッグ・ミニサラダ
いずれも630円
コーヒー・紅茶・ジュースから1品付
店名:喫茶めるし
住所:旭川市常盤通1丁目道北経済センター1F
電話:0166-22-4422
営業時間:9:00~19:00
※モーニングサービスは11:30まで
定休日:不定休
駐車場:なし
アラビゴコーヒー東4条店
個人的には先代の頃から世話になった店。
若かりし頃、デートといえばもっぱらここだったな。
モーニングサービスはご覧のとおり。
朝カレーというのも楽しそうだな。
今回の注文はこれ。
サンドウィッチ。添えは目玉焼きとサラダ。陶製のスキレットで焼いた目玉焼きがしゃれている。
サンドの具は卵がメインで程々のボリューム感か。
当日、同行者はトーストをオーダー。
パンの厚さは、薄からず厚すぎずといったところ。
こんがり加減よろしく、ふんわりと美味しそう。
トーストセットにもサンドセットと同じ添え物が付く。
そうそう、ここのコーヒーのことは書いておかねばならないだろう。
クリーム付き。普段はブラックの筆者も、ここでは砂糖を少しとクリームを溶かしたまろやかなコーヒーを嗜むのだった。
店名:アラビゴコーヒー東4条店
住所:旭川市東4条2丁目
電話:0166-25-2377
営業時間:9:00~20:00
※モーニングサービスは11:00まで
定休日:月曜および第2・4日曜
駐車場:あり
ブラジル
3条通8丁目、本通りから4条仲通りに繋がる小路に古くからある喫茶店。
昔は買物公園付近のこういう小路や仲通には、喫茶店がたくさんあったんだよね。
店は地下。知らないヒトには、階段を降りたらもう引き返せないような、緊張感誘う佇まいに見えるかも。
筆者もかなり世話になっている店。地下という妙な安心感があるのか、昔からここでよく仕事をサボった、じゃなかった、休憩したもんだ。
モーニングセットは、トーストにゆで卵。これにコーヒーかウーロン茶がサービスという設定。昔からある典型的なモーニングセットのスタイルだ。
卵にひびが入ってるのはご愛嬌(笑)。運がいいと卵は茹でたてが当たる。
大切に使い込まれたシュガーポットが素敵。
以前は、いい意味で薄暗く、ムードがあったが、昨年末に照明の電球をLEDに総取っ替えして店内の色温度が明るく鮮やかになった。
おかげで、写真写りもバッチリ。
コーヒーにはミルクが付いてるが、以前はホイップクリームを魔法のランプみたいな容器にたっぷりと入れてコーヒーに添えてくれた。同店を知る人は皆、それが懐かしいと異口同音。
そうそう、昔むかし、ブラジルはコーヒー専門店なのだった。
店名:軽食&喫茶 ブラジル
住所:旭川市3条通8丁目
電話:0166-26-3517
営業時間:9:00~18:00
※モーニングサービスは11:00まで
定休日:不定休
駐車場:なし
それぞれの世代に古き良き喫茶店
まずは、記事中、思い出話が多いこと、どうかお許しあれ。
もしこれをお読みのあなたが筆者同様に昭和育ちなら、この気持ちお分かりいただけるかと。
どうぞあなたも改めて足を運んで、古き良き癒しのひと時を。
あるいは、あなたが平成生まれなら、今回紹介したのはあなたの親が通っていたかも知れない喫茶店。そんな思いでのぞいてみると、新たな好奇心を刺激する興味深いひとときになることと思う。
流行りのカフェやファストフードも良いが、たまにはあえて時間を作って、どうぞのんびりと。
美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。
・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター